今週のデジタル書籍トピックス2024/03/17

デジタルブックトピックス

今週のデジタル書籍トピックス:

国内ポッドキャスト利用実態、13のデータで知る・・・朝日新聞とオトナル調査(Media Innovation)

Z世代の3人に1人がポッドキャストを利用しているとのことです。私も「楽しみに聴く」「習慣化する」番組があればアプリを定期的に開いて利用すると思うのですが、今のところそれがなく。radikoは毎週土曜日の散歩でルーチンになっているのですが。全くの余談ですがメルマガ配信サービス、たとえばまぐまぐのアプリがあったとして(あったらすいません)購読しているメルマガと、たまにこれはどうですか?みたいなメルマガが紹介されるようなアプリがあったら、カオスのようなメールボックスも少しスッキリするかなとか、でも逆に見なくなっちゃうかな、とか。見たいものを見たいタイミングで見る、に特化するなら逆に今ありかなあ、などと思ったりして。あとこのタイトルの「・・・」が妙に気になるのは私だけでしょうか?


10万時間のデータを学習し、10億パラメータを持つ音声合成モデル「BASE TTS」を構築 米Amazon(fabcross for エンジニア)

非ネイティブの私からすれば、もう英語の合成音声ってどのサンプルを聞いても「本当に人じゃないの?」ってクオリティに感じるのですけれど、まだ手綱を緩めないのですねえ。どこまでいくのか、抑揚や感情の部分などなのでしょうか。学習させているのはパブリックドメインのコンテンツとのことです。


電子書籍からオーディオブックへのコンバータ トップ 4/top-ebook-to-audiobook-converters(kitaboo)

読んでみるとオウンドサービス紹介記事なわけなんですが、文脈から察するに個人向けの内容ですね。つまり手持ちのePubやPDFを「自炊」でTTSしましょうということですねこれは。日本ではePubファイルそのものを目にすることはほぼないと思いますが、アメリカではどうなのでしょう。PDFは、何かとありますけど。


ラジオNIKKEIが主催するイベントに、オトナル代表の八木が登壇します(オトナル)

一瞬、「聴く日経」のオトバンクさんとバチバチぶつかるかと脳内でノルアドレナリンが出かかりましたがそんなわけであるはずはないですね。外野のガヤがうるさいですね。申し訳ありません。


オーディオブックの作成: 著者と出版社のための新たなフロンティア/Creating Audiobooks: A New Frontier for Authors and Publishers(kitaboo)

こちらもTTSサービス「KITABOO」のオウンド感前面に出た記事です。クオリティは高いことが推測されますが、販売できるプラットフォームがどれぐらいあるのか、売れるのか。メルマガを音声化してポッドキャスト配信したらワンコンテンツマルチユース事例になりますが直接商品としてどれぐらい流通できるのかが大きいと思います。専門分野の書籍とか専門雑誌でDtoCするのが相性いいように思えます。


Libby Book Awards のご紹介: 2023 年の最優秀書籍を表彰/Introducing the Libby Book Awards: Celebrating the Best Books of 2023(good E reader)

なんといえばいいのでしょう、「本屋大賞」みたいな感じでの「図書館大賞」って感じなのでしょうか。リアルな場としての図書館でおすすめやシーズン企画・イベントなどの演出をするのとweb上、特にlibbyのようなアプリの中での見せ方って、やはり違ってきますよね。やはりウェブ上では検索に置いて平等、の部分が大きいのではないでしょうか。これを読んでほしい、みたいなところを伝えられる見せ方や機能がどこまであるのでしょうね。そういう意味でこのLibby Book Awardsの熱量の出どこ、みたいなものが気になってくるのです。


今週のオーディオ読書メモ

『お金は歴史で儲けなさい』

『激安ニッポン』

コメント

タイトルとURLをコピーしました