今週のデジタル書籍トピックス2024/04/14

デジタルブックトピックス

今週のデジタル書籍トピックス:

「耳の可処分時間」が拡大!デジタルサービスで活性化する音声メディア

日本での音声メディアのこれだけまとまった統計は貴重ですね。これまでもあった部分となかった部分、特に音声広告に関してはすそ野が広がっていくものと注目しています。あとはオウンドメディアとしてはどうなるかとかも気になる部分です。すごく単純にいってブログみたいな当たり前のものになるのかな、というところです。


2024年3月次 電子書籍流通額成長率レポートと公表取り止めに関するお知らせ(Media Do)

メディアドゥさんプレスリリースです。商流の変化があったという話ということで。この辺はリアルも電子もありますね、そりゃそうですよねと思う反面、出版社直営ストアとかも存在感あるしそもそもどれくらい捕捉できているものなのかなあ、とも感じたり。


Scribd が Everand にブランド変更されました

電子書籍やオーディオブックを扱う老舗、というか電子書籍より前にデジタルファイルの共有サービスをやってましたよね、のscribdがEverandとなりました、とのこと。日本ではローカライズされなったと思いますので、リンク踏んで「英語だー」みたいなことはよくありましたね。どう発音するのが正しいのかわからないままリブランドされてしまいました。


Voicy、小学館の教育情報メディア「みんなの教育技術」とのコラボ企画「#先生のための先生のお話」を実施。(PRTIMES voicy)

先生のための先生のお話。書類にテンプレートがあるように、行事やイベントのスピーチは音声のテンプレートみたいなコンテンツがあると、確かに心強そうです。ゆくゆくは音声ファイルも検索対象としてテキスト情報が添えられていくようになるのかなあ。業界誌や専門誌の現在の形、ともとも言えるのかも知れません。


“タイパ”を求めるZ世代にラジオがヒット!!音声メディアが好きな理由は「ながら視聴に良い」から(PR TIMES 僕と私と)

Z世代って、言葉的になんか強いですよね。フェアレディZとかマジンガーZとか。Zガンダムはちょっと違うかな。すきま時間をながらでうまくタイパよく使っている、使いたいということなのでしょうね。 Zの方々はラジオとかも好きな局をずっと流しているというよりは好きなアーティストや芸人さんのコンテンツ「だけ」を聴きたいという感じなんだろうと思います。


ウェブメディアを快適に視聴する新サービス「ReadSpeaker webReader Player」を提供開始(PR TIMES HOYA)

欧米のメディアやブログでも、記事の一角に音声で聞く、みたいなプレーヤーが埋め込まれているものをよく見かけるようになりました。本格的な調べ物でない限りはやはり目で「ざっと見る」のが一番速いとは思うのです。特に長い記事は小見出しとかのレベルでバーっとみる、みたいなことは音声ではなかなか難しい。メディア特性と自分の求めているものを天秤にかけて、ということですね。


今週の読書メモ:

『近畿地方のある場所について』 背筋 著

『ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー  食べログ、クックパッドを育てた男』野地秩嘉 著

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