今週のデジタル書籍トピックス2024/04/07

デジタルブックトピックス

今週のデジタル書籍トピックス:

再生回数2.8万回超え!人気の双葉社のオーディオブック、新たに5作品がVoicyで配信開始(PR TIMES)

Voicyでオーディオブック、という組み合わせ自体がまだ新鮮なので、おっと目が止まってしまいますね。派手なリリースはなかったように思いますが始まっていたのです。かつてのブログからの出版のように、人気パーソナリティからの出版、そしてオーディオブック化と回っていくのかな。noteと同じような感じになるのかな。


キングレコード×アニメイトによる音声コンテンツ配信サービスが発表(animate MEDIA)

うっ、不思議なタイトル。音声コンテンツ、デジタル動画の有料購入サービスを開始ということですね。さらにイベントもかぶさります。このあたりは人気のIPはどんどんコンテンツを量産できるものなのか、そうでないのか。先週の渋谷TSUTAYAさんのIPの世界と近いのかなあ。


Spotify、英国でビデオ教材を試験的に配信–教育ポッドキャスト利用者の多いことに応えて(CNET)

学習コンテンツの評判が良いことから、英国スポティファイではビデオの配信を試験的に開始したとのこと。プレミアムだけではなく無料ユーザーにも。これはスポティファイが制作した動画ということなのでしょうか、どこから仕入れてきたものなのでしょうか。詳細は記事だけではよくわかりませんが、耳専門のスポティファイが目に乗り込む、これは大きな変換点になり得ることですね。


ヤプリ、ラジオNIKKEIが運営する「Biz Podcast by ラジオNIKKEI」を開発支援〜毎日のスキマ時間を有意義に 日々のニュースや、“役立ち・学べる音声体験”をアプリで〜(PR TIMES)

ラジオ局がポッドキャストに進出、というのは最近はじまったことではないですがここのところ熱は上がっているように感じます。こちらはラジオNIKKEI独自アプリのリリース記事です。日経電子版の紙面アプリは私も長いこと使っておりましたが、ポッドキャストはどうなんだろうなあ、ユーザーとしてはある程度決め打ちして聴くならいいけど、お気に入りのポッドキャストアプリで聴けた方がうれしいのかなあ、内容聞かないで判断できないですけど、熱の高まりは伝わってきますね。


小学校の先生&教科書編集者の教科書ポッドキャスト番組!東京書籍『おしゃべりな理科』(ニフティニュース)

「この番組は「先生による先生のためのポッドキャスト」です。パーソナリティは、現役の小学校教諭2名と教科書編集者が務めています。毎週月曜・木曜の配信予定です。」とのこと。すごい座組ですよねえ。言えないことも多そうですが、あるあるのボリュームも多そうです。大手東京書籍さんの試みはどこを向いているのでしょうか。


オーディオブック – これが現状です/Audiobooks – Here is how and where it stands(Good E Reader)

市場が伸長しているという話については新鮮味はありませんが、後半のナレーターで選ぶとか、デジタルボイスのナレーションをどう思うか、についてはちょっと意外な結果が出ていました。英米ほかaudibleではデジタルのナレーションはほぼないはずですが、読者の方はどこでユーザー体験をしているんでしょうか。そこは興味あります。日本のaudibleの取り組みが進んでいることについてはこちらの記事に書きましたのでよろしければどうぞ。


Spotify、カナダでもオーディオブックのサブスク提供を開始/Spotify introduces its subscriber audiobook system in Canada(Good E Reader)

スポティファイが米国等でのオーディオブックのサブスクリプションサービスを開始したときはかなりの話題となりました。ユーザーは歓迎、業界は混乱、というニュアンスで受け取っていたのですが最近は落ち着いてきたなあと感じていたところに新しいリリースが。カナダ・アイルランド・ニュージーランドでもサービス開始とのこと。プレミアムで契約している方は月15時間、25万タイトルから選んで聴けます。先行した国も問題ないということなのか、どうでしょうか。カナダといえばkoboがありますよ、さて。


オーディオブックの印刷版が見つかることをご存知ですか?/Did You Know You Can Find Printed Versions of Audiobooks?(book riot)

ありますねえ。どうしてもオーディオ向きではない内容の本とかもありますし、わかります。というかこういうユーモラスなエッセイというか記事はほっとするものですが、こういう文章を読んで思い出すのは、学生の時のネイティブの先生が冗談ばっかり言ってて、それが冗談なのか私の理解が追いつかないのかがわからなくていつもパニクっていたことです。苦手なんだからゆっくり正しく話してよ、といつも腹たっていたのですが語学力が乏しくて伝えることができませんでした。


Kindle のロック画面広告に AI 生成の書籍が掲載されるようになりました/Kindle lock-screen ads now seen featuring AI-generated books(Good E Reader)

Kindle端末を使わなくなって久しい、、というかそもそも電子書籍の検証用としてしか使ったことないわけですが、ロック画面に広告が出るようになっていたのですね。米国だけなのか、日本はどうなのかわかりませんが、うまい出し方ではありますね。問題なのは、最近AIによって生成されたパクり系の子供向け本の広告がそこによく出てくるようになったということなんです。アンリミテッドで子供が感覚的にポチッとしてしまうのを狙ったのか、どうなのか。制作コストがゼロに近い分高井広告費をかけれるという構図なんですかね。


今週のオーディオ読書メモ:

給食の謎 日本人の食生活の礎を探る

なぜ科学者は平気でウソをつくのか (フォレスト2545新書)

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