今週のデジタル書籍トピックス2024/02/25

デジタルブックトピックス

日本の漫画コンテンツのネタを踏んだら続けて出てきたような感じです。

講談社が『あしたのジョー』のマンガを英語の読者に届ける/Kodansha bringing Ashita no Joe manga to English readers(Good E Reader)

米国でオリジナルの「あしたのジョー」コミックの印刷版・電子版が発売されるとのニュースです。なんとなーく読み流して後から気づいたのですが、講談社が発売する、ということなんですねこれ。講談社の提携会社なのか直接なのか、版権売上が毎年伸びている印象がありますが直接現地法人の子会社が販売しても版権売上というのかしら。


『ベルセルク』の華麗なる復帰がアメリカ合衆国のマンガ販売を支配」/Berserk’s spectacular return dominates manga sales in the United States(Good E Reader)

漫画は好きなのですがそんなに数を読むわけではなく、キッカケ待ちみたいなところもあったりいい加減なものなのですが。ベルセルクは読んでないんですねえ。日本でも人気はあるのは認識していますが、米国でマンガ一位のセールス、TVアニメのブルーレイも大人気とのことでございます。素晴らしい。逆輸入的にとり沙汰されるのでしょうか。余談ですがBerserkという英語をサラッと「ベルセルク」って訳すのすごくないですかGPT。


Yen Audioが新海誠の『君の名は。』小説のオーディオブック化を発表/Yen Audio Announces Audiobook Adaptation of Makoto Shinkai’s Your Name Novel(Anime trending)

日本のコンテンツの話題が続きます。なんでしょうね、単純に数珠繋ぎで出てきただけかもしれませんが。何しろそんなに広く網を張っているわけではないんですよね、自慢じゃないけど。『君の名は』のノベライズ小説の版権を買った出版社がオーディオブック版を発売しますよ、という内容です。オーディオドラマってことか?とも思ったのですがだったらそう書くでしょうからいわゆるオーディオブックなのでしょう。キャストが出ればはっきりしますけど。余談ですがカッコも入れずにYour nameで『君の名は。』って訳すのすごくな(略)。


リブランダとゼブラルーションがオーディオブックで提携/Libranda, Zebralution Join on Audiobooks(Good E Reader)

ドイツの会社とスペインの会社の提携です。ドイツの仕組みを利用してスペイン・ラテンアメリカへのオーディオブック制作販売を広げていくという理解でいいのかな。ドイツ語とスペイン語の敷居を下げるという話ではないようですね。欧米の各言語のどこが似ていてどこが違うか、外からは分かりにくいところもありますが、どちらかというと言語の壁というよりは仕組みよりの話のようです。


マクドナルドがアニメから着想を得たWcDonald’sメニューを30のグローバル市場に導入する/McDonald’s will bring anime-inspired WcDonald’s menu to 30 global markets(Spectrum News 1)

デジタル書籍の話題でもなんでもないのですが日本の出版トピックスが海外で扱われているとなんとなくシェアしたい気分になるのです。でもですね、この記事は正直理解できておりませんで、どこが日本と関わっているのか、ワクドナルドって何にかけているのか、でアニメインスパイアメニューってどんなの?そして日本のマクドナルドのサイトには何もないけど日本は範疇外?とエイプリルフールですか?と疑ってしまうような謎が残ります。翻訳も記事ごとずばっとかけてざっと読んだだけなのでいい加減ではありますが。。


副業で「同人ボイス」を作った男性に儲かるのか聞いてみた。制作費・売上はいくら?【前編】

日本の記事がなくって。業界ニュースは大きいのがたくさんあったんですけどこのブログっぽいのがなくて探しました。これはネット記事って面白いなあ、って楽しい気分になりました。取材記事です。記者の知り合いなのかな、少なくとも何かの仮説があってそれを実証するために取材をするという感じとはちょっと違う。一発勝負のノンフィクションというか、そんなに切羽詰まっていない刹那なヒリヒリだけを感じます。なんなんだよ笑。


最終学歴「実質小卒」のトップコンサルの初著書が累計発行部数1万3000部達成!『ヤバい仕組み化』オーディオブック3月22日配信予定(PR TIMES)

タイトルでわかる通りプレスリリースです。売れた書籍のオーディオブック版が発売されますよ、という話です。出版社ではなく著者サイドのリリースです。「限定特典:著者松田と吉川の対談解説音声約17分を収録」とのことですが、なんといいますか音声限定特典というポイントに色々思ってしまうところなんですよね。どうなんでしょう、単行本特典と電子書籍特典とアーディオブック特典をそれぞれ考えるというのもアリかと思いますが、どの媒体で買ってもらいたいっていうのを特典で表現するのがいいのか、それとも複数のメディアで重ね合わせした読書体験自体を訴えるのか、どうなんかなあと。映画を観て気に入った人に、サブスクになったからどうぞ、みたいなストーリー仕立てにはならないかな、とか。


メガネ装着型オープンイヤースピーカー【HangPod】が応援購入1000件突破(PR TIMES)

いいじゃないですか。

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