今週のデジタル書籍トピックス

デジタルブックトピックス

今週見つけたデジタル書籍まわりのトピックスをご紹介します。今週見つけただけであって今週公開されたもの、というわけではありません。

How to access thousands of free audiobooks, thanks to Microsoft AI and Project Gutenberg

記事タイトルはMicrosoft AIとProject Gutenbergの貢献で、数千の無料オーディオブックにアクセスすることができるよ、という感じでしょうか。プロジェクトグーデンベルクってある時期よく耳にしたような記憶があるが、ちゃんと続いているんですね。すごいことだなあと思います。音声化の話題ははじめて聞きましたが、マイクロソフトのAIがサポートしているのですね。そもそも英語の方が合成音声は進んでいたと思いますが、さらに自然になったということか。合成音声についてはkindle擁するアマゾンが進んでいて、マイクロソフトは影が薄かった記憶がありますが、OpenAI提携で盛り上がる今、一気にまくしているのかしら。

プロジェクトグーテンベルクのサイトはこちら。提携する事業者はスポティファイやapple podcast、google podcastなど。無料ということでapple booksやgoogle play booksのストアではなくポッドキャストでの提供って感じなんでしょうか。そのあたりも境界線をどう引くかなどの論点がありそう。いずれにしても、ここでもamazon vs microsoftの構図が見えてきます。


Audibleって実際どうですか?~オーディオブックなら読書家はさらに冊数詰め込める。そうでない人はよく寝れる

同僚が教えてくれたデイリーポータルZの対談記事。Audibleのヘビーユーザー2人と、初心者2人が日々どう使っているか、選書や使い方のコツ、またおすすめの本の情報交換を楽しそうにしています。概ね、うんうんとうなづきつつ、自分も口を挟みたくなってくる和やかな感じ。文芸作品はあまり聴かないけれど、薦められると試したくなりますね。その辺のハードルの低さもオーディオブックの敷居の低さ(サブスクなのも含めて)だと思います。


Short audiobooks you can enjoy in one sitting

「一気読みできる短いオーディオブックのご紹介」っていう感じですかね。ペンギンの、自社本紹介の記事ですが、このような切り口はいいですね。大手ならではだけど絵本、小説、ノンフィクションと色々揃っていて面白い。カバーでおや、と思ったのは日本でもかなり厚く展開されていた『ぼく モグラ キツネ 馬』。「The Boy, The Mole, The Fox and The Horse」だって。そりゃいじりようがないか。日本ではKindle版は出ているけどAudible版はないですね。先ほどの記事でも触れましたが、興味があったら試してみることのハードルは低いので、おすすめオーディオブックの紹介が盛り上がるといいなあ、と思います。

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