読書メモ:どんな逆境でも、最高のパフォーマンスを発揮する 心を「道具化」する技術

オーディオブック読書メモ

「心を道具化」――タイトルだけ見ると、少々誤解を招きかねない印象を受けますよね。
感情を操作するのか、あるいは心をツールのように使いこなすということなのか。心頭滅却みたいなことか。心理学やスピリチュアル寄りの内容を想像する人もいるかもしれません。わたしもそういうあやしさが嫌いではないものですから、ちょっとドキドキしながら読み始めたところもございました。

しかし実際に読み始めると、著者は元陸上自衛隊の陸将であり、災害派遣や過酷な現場で指揮を執ってきた人物であることがわかります。合気道にも長年取り組み、心身の修練を積み重ねてきた実績を持っています。

精神論や抽象的な自己啓発ではなく、極限状態の中で人がいかに自分の心を制御し、行動に落とし込むかという、非常に実践的な「心の扱い方」、またそのように振る舞えるための日々の心がけをまとめた一冊です。

私自身に降りかかる小さな小さな困難と比べると、著者が経験してきた任務や状況は比べ物にならないほど厳しいものです。実際の事故現場の例も紹介されていましたが、とてもとても平常心を保てないだろうなと、想像力は超えちゃっているはずですが間違いないと確信できます。
そうした背景の中で磨かれてきた「心の技術」は、軽々しく「なるほど」と納得しちゃっていいものか、自分がもしそのような状況になったら、振る舞えるものなのか、読む側にとっても思考を促される内容となっています。

本書はaudibleで読みました。

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