読書メモ:歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山

オーディオブック読書メモ

noteの方に毎日のつぶやきみたいなものを書いているんですけど、本当にどうでもいい一行の思いつきとか、出来事とかネタの有無に関わらず書き留めているんです。先日も、年末押し迫ってきてふとiphoneの歩行記録を見たら去年より少なかった。今年は思い立って歩数を毎日メモするようにして意識付けしたにも関わらずどういうこと?みたいなことを書きました。まあ、思ったまんまです。でも本当にそうで、夏が暑すぎて朝からもう暑いってなるとノルマ的に歩くのもどうかなって思うし汗かいたまま出勤もあれだしな、、という期間が長かったのもいいわけですが事実です。あと土日の散歩も短くなったな・・これはブログのボリュームが上がっているのもあるかもしれませんね。要するに歩く時間が調整しやすい時間になっちゃっているんですね。

そんなことを思っていた折でもあり、歩きの意識を上げようと手に取った一冊が本書です。都内とはいえ自然だらけの街に住んでいるので、楽しむ意識を高めたいなあと。

フラット登山とは、これいかに。禅問答みたいですが、著者曰く、「登山とは頂上を目指すもの」という当たり前とされてきた目的から解放されて、山歩きそのものに価値を見出すというものだそうです。なるほど。どうせ歩くなら景色のいい、気持ちいいところを歩きたいですね。大賛成です。私は山の経験は一切なく、憧れはありつつも高尾山以上の登山、イメージとしては登山の装備が必要になるぐらいの山を目指すモチベーションまではないのが本音です。なので、本格的な、厳しい山の頂上を目指すところから、価値観を変えた著者とは正反対の立ち位置なのですが、スタンスとしてはハードルが下がるうれしいものでした。

そして、装備を揃えてまでとは思えない無課金おじさんである私に一番刺さったのが山の便利グッズでした。子供の頃、祖父の本棚にあった山のエッセイを読んで、フランクで大雑把でありながらいかにも手慣れた感じのものの扱い方や、山でのシンプルだけどうまそうなメシのあこがれがあったことを思い出しました。服装や靴、バッグや小物に至るまで、本当に比較し吟味したんだなあということがしっかり伝わり、またこの真摯なフラット紹介というか客観的なジャーナリストとしてのスタンスと自分の所有物への愛が合体した名調子で語られると、形から入るのが形になっている私などはすぐ欲しくなっちゃう。困りますー。

とにかく気持ちよくまとまった時間を歩く、という一歩を踏み出すのに最適な一冊。割と近所も多いのでコースも試したいと思います。

本書はオーディブルで読みました。

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『歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山』
佐々木俊尚 (著) かんき出版

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