このタイトルにふらふらっとポチッとして、すがるような思いで読んでいるあたり、やっぱり私は弱ってるのかなと思います。数値的には、もうガッツリ弱ってるんですけどね。でも「数字に一喜一憂するのはやめた」なんていうと、ちょっと達観してるようにも聞こえるかもしれませんけど、そういう話じゃないんですよね。
『肝臓大復活』という、なかなかに力強いタイトル。これが東洋経済さんから出てるからいいものの、そうじゃなかったらちょっとあれな感じになっちゃいますよね。いわゆるこれだけやれば大丈夫、路線にありがちなアレなんですけど、本書は違いますよ。
医学的な内容で、さすが肝臓専門医の先生という感じです。本書の特徴は、一般的な「肝臓に良い/悪い」イメージに対して、実はそうでもないんですよという視点が多くて、読んでて面白いし、驚きもありました。もちろん、よくいわれていることも入っていますし、知識として知っていたものもたくさんあります。けど、今回あらためて強く感じたのは、
・肝臓は「酒を飲めるかどうか」や「数値が悪いから飲めない」だけの話ではなくて、生きていくうえでちゃんと元気に働いてもらわなきゃいけない臓器だということ
・そして、「酒以外の食事」で、酒よりヤバいやつがたくさんいるということ
この2点でした。
お茶とかチョコレートがいい、の話はちょっと意外で、個人的には「これはやらねば」と思いました。甘いもの=肝臓にいいわきゃない、というイメージですがでチョコ、というか濃いカカオがねえ。お茶なんて肝臓と関係があるイメージ全くなかったですしね。あ、緑茶ハイ。。あといいもののはずなウコンとかにも注意点があるとか。実際にどう悪いのかという説明が具体的で納得感があります。
毎晩「仕事だからね飲みニュケーションね」と自分に言い訳して飲んでますけど、よく考えたら、仕事納めたって飲んでるんですよね。じゃあ言い訳になってない。せめて、プラスアルファの習慣で少しでも相殺できればと思いました。肝臓が沈黙してるのなら、こっちが動くしかないなと。
本書はオーディブルで読みました。
『肝臓大復活: 100歳まで食・酒を楽しむ「強肝臓」の作り方』
栗原 毅 (著) 東洋経済新報社


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