読書メモ:「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略

オーディオブック読書メモ

本書は土井さんのビジネスブックマラソンで絶賛紹介されていて、面白そうだなあと思っていたのですが、オーディオブック化されたのでポチッとした次第です。

ビジネス人脈のノウハウ本って、どんなに下処理しても「やらしさ」が滲み出てしまうので、なかなかいい本が出にくいというのはあると思います。例えば長嶋監督のスイング「ビューンと!」じゃないですけど、人たらしのノウハウを完璧に言語化されると冷めてしまう、みたいな難しさもありますよね。著者古河さんは生命保険相互会社の執行役常務として政財界に顔が効くお立場に思えますが、独自に強力なネットワークを築き、退社後も人脈を仕事にしているという絶妙ポジションになっています。大きな会社でトップに上り詰めるわけですから仕事ができる人なのは間違いないわけですよね。でも取引先とか社内ネットワークでの人脈ではなく、独自のネットワークをコツコツと広げていかれた。その方法と、人脈を広げたことによる「よかったこと」について書かれています。ノウハウですが、実際にやってこられたこととその理由について書かれているので、メソッド感・マニュアルのような感じではありません。

ご本人が繰り返し社交的ではない、引っ込み思案な性格と吐露しています。『静かな人の戦略書』にも通じるものがあるなあ、と思いながら読みました。とはいっても本当にしゃべるのが苦痛なタイプだったら難しいと思うのですが、やはりここぞというときには飛び込んでいったり行動はとられていますね。

私も飲み会は年中呼んだり呼ばれたりに事欠かないですが・・と書いて振り返ってみると呼ばれることはあんまりなくて誘っている方がずっと多いですね。きっかけは知りたいことができた時にこの人ならと見立てをしてチャットやメールで、「えーとあれどうやってます?教えて?」と送って3往復目ぐらいに「じゃあ飲みますか」「誰誘う?」となることが多いです。そして最近会って面白かった人、みたいな話題は心がけていて、次声かけてもらったりはしますかねえ。なので大きい輪になるわけではないですが、気の置けない仲間と濃いめの話題を語るのが一番幸せだなあ。多分スケールがある人付き合いはできないだろうなあ、と思いました。

お店選びとか話題とかお土産とか、コミュニケーションのtipsはぎっしり入っているのでつまみ食いは相当できると思います。お店選びに「メガ角ハイボールがある店」を条件にしてしまう私が使いこなせるかどうかは、自信がないですけど。

まったくの余談ですが本書の担当編集をされた中里有吾さんの人脈術も、読んでみたいなあ〜。
(本書はaudible版で読みました)

著:古河 久人
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『「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略』
古河 久人 (著) 東洋経済新報社

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