読書メモ:ウォーキングの科学

オーディオブック読書

順番は忘れてしまったのですが、40代も半ばになった頃、 体力が落ちてくるし、健康診断の結果も家ではない項目が増えてきて、再検査にもお呼びがかかるようになり、それまでは全く心配なかった健康面に不安要素が出てきた。体力に自信がなくなってきて、何かをやらなければいけないというプレッシャーがかかり始めた頃でした。 スポーツを始めるにも経験のないことをするのは敷居が高いこともあり、ランニングなら道具等もさほど必要ないしと思ったが、走ると有酸素運動に たどり着く前に息が上がってしまい、動けなくなってしまう。というわけでウォーキングに落ち着いた。ちょうど家の近所の神田川沿いには老若男女走ってる人も歩いてる人も多いので、通勤前の散歩、土日は少し長い時間を歩くことを日課にしました。

ちょうど体力と同じくして、老眼にもさしかかり読書は億劫になってきたところ、アカウントだけ持っていた、オーディオブックのサービスをそうだ、これがあったと使うようになり、距離ができていた読書とも再開できた。

そしてその頃、自分が今いるところと地図情報を重ねたとゲーム世界で遊ぶという触れ込みで、Pokémon GOと言うゲームアプリがリリースされた。ポケモン世代ではないので、ピカチュウぐらいしか知らないながら、ものは試しとインストールして遊び始めた。今は高齢者で楽しんでいる人が多いといわれているが、実際反射神経がほぼ求められないところやゲームのルールもシンプルで楽しめるゆるいゲームでだからこそ、散歩しながらオーディオブックを聞きながらゲームもできるという今のスタイルがなんとなくできてきた。それまで特にランニングやウォーキングのログをとるアプリとかも入れていなかったが、Pokémon GOは歩いた距離でポケモンの卵がかえったり、また1週間の歩いた距離でアイテムがもらえたりするので、自分の1週間の歩く距離などがを気にするようになり、これもモチベーションを保つのにひと役買った。今週は雨が多かったから、週末は取り返すように少し長く歩こうなどそういうことも気にできるようになった。

それでも暑かったり寒かったり疲れていたり二日酔いだったりその他の理由だったりでやらない理由を探して、1日だけが次の日も、なんていって習慣など簡単に崩れてしまうものである。それを食い止めるために、たまにこのような本を読んでモチベーションのメンテナンスをするわけなのである。本書はブルーバックスということもありエビデンスがしっかりと取られていること、医学的なアプローチから語られているという頼もしいベースの元で、やるべきことがシンプルであることがとてもいい。医学的用語もまあまあ出てきて、耳で聞いて正しく理解できているかわからない所も多いが、結論としてのやることが明快なのでよいのである。そしてまさに、これからアプリで歩行のログを取っていくよう開発することが書かれていたが、私はゆるくPokemon GOで楽しむのです。

『ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方』
能勢 博 (著) ブルーバックス 講談社

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