読書メモ:戦わずして売る技術

オーディオブック読書メモ

木下さんの新刊だ、ということで迷わずポチッと。
そうなんですよ、既刊も読み直したいんですけど、どうしても埋もれてしまうので、新刊がコンスタントに出るのはありがたいですね。

そういう感覚で、多少テーマや内容がダブったりすることは、私にとっては全く気にならないところです。

正直、お笑いネタと比べるのもどうかとは思いますけれど、完成度の高い漫才のネタって、何度見ても笑っちゃうし、覚えるくらい聞いたってやっぱり笑っちゃいますよね。
好きな音楽だってそうじゃないですか。YouTubeなども同じだと思うんです。

私自身、好きなセミナーは内容が同じだと分かっていても何度も受講したりするのですが、それでもやっぱり言われたことを忘れていたり、以前は理解していなかったことに改めて気づかされたりすることがあるものです。

なので、「この本はもう読んだから」と完璧に理解してる的認識が生まれるのは、結構危ない考えというか、本当にすごくいいなと思った本こそ繰り返し読むべきなんだと、本当は思います。

そうした意味では、テーマは同じでもアップデートし続けている本書のような存在というのは、非常に自分にとってもありがたいです。

本書で語られている「戦わずして売る」という考え方は、価格競争や消耗戦に巻き込まれるのではなく、そもそも競争が起きにくいポジションをつくることにあります。
そのためには、自社の商品やサービスの価値をどう定義するか、顧客が本当に求めているものは何か、競合はどこにいるのかといった分析を丁寧に行うことが重要になります。

「戦わずして売る技術」というと、言ってみれば「戦わずしてかわす」ような、ローコストで省エネな感じに思えるかもしれません。
もちろんそれが目的という部分もあるのですが、実際には、戦わないために費やしている下調べや分析の熱量、そして地味な宿題をたくさんこなして精度を上げていくような試みがあるのだと思います。

これは本当に泥臭いところもあると思うのですが、そうした作業に正面から向き合って取り組んでいるということ自体が、素晴らしい。チームで交わされた会話や議論の風景が目に浮かぶような描写も印象的でした。
実際のビジネスの現場でどのように考え、どのように意思決定していくのかが伝わってくるので、読み物としても面白い構成だと思います。血肉本にしないとなあ。

あと本書、まだ新しいのにKindleのアンリミテッドに入っているんですよ。何かの目的があると思うのですけど、これ、聞き終わってからしばらく寝かした本のメモを書くにあたって非常にありがたいです(笑)

『戦わずして売る技術 クリック1つで市場を生み出す最強のWEBマーケティング術』
木下 勝寿 (著) 幻冬舎

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