今週のピックアップ
HKT48『THE FIRST 音読』第三弾! 夏目漱石の「夢十夜」を10人が一夜ずつ朗読!(ワニブックス)
「THE FIRST 音読」第3弾 配信スタート!(HKT48)
華やかな話題ですのでピックアップいたしました。第三弾なのですね。audible、audiobook,jpで同時発売しているということは出版社制作なんですねえすごいですねえ。
デジタルブックトピックス:
オーディオブック・ポッドキャスト・音声関係
テンセント・ミュージック、シマラヤを24億ドルで買収へ(ロイター)
おっと。公開後ですがねじ込みます。
【独自】セブンが定期購読雑誌の店頭受け渡しと電子書籍のネット販売から撤退へ、サービス終了の裏にある「懐事情」(ダイヤモンドオンライン)
イーエスブックスの初期から 知っている立場からすると寂しいものがありますね。。bk1からのhontoも電子のみになってしまいましたし。あの頃。。25年ぐらい経っているんだなあ。
都会のオアシス『新宿御苑』にて【耳活ウォーキングレポート】(オトバンク)
土曜の午前中の散歩いいですよね。 私も土曜日の朝は立ち上がれないか早朝からウォーキングに出かけるかどちらかです。鍵を握っているのは前日飲んでいるかいないかです。なるべく金曜の夜は濃い飲み会を入れないように心がけています。だって翌日の半日をダメにしてしまうんだもん。なかなか学習ができていないのですが。
ポーランドの出版社、オーディオブックと電子書籍のプラットフォーム開設に期待/Polish Publishers Hope To Open an Audiobook and Ebook Platform(publishing perspecyive)
ポーランドの出版社団体が、国内向けのオーディオブックおよび電子書籍プラットフォームの立ち上げを計画しているということなのですが、その背景には同国にある有力プラットフォームへの不信感があるみたいで、「うわあ」な感じです。新プラットフォームを立ち上げるには当局の許可が必要で、結果待ちなう。
電子書籍・コミック・リーダー端末・アプリ
電子書籍アプリがニューラルネットワークを使って読者のレベルに合わせてテキストを適応させる仕組み/How E-Reading Apps Use Neural Networks to Adapt Text to the Reader’s Level(Good E Reader)
自分の読解力も学習されてしまうということになるわけですか。。カスタマイズというのか著作権的なものも気になるところですが、たとえば電子教科書がそのように学習レベルや理解度によって説明が変わっていくとしたら、それはいいことのようにも思えるのですが、議論な話だとは思いますね。
ScribdがFableを買収/Scribd Acquires Fable(publishers lunch)
老舗のデジタルコンテンツプラットフォームであるScribdが、読書アプリfableや、やはり電子&オーディオプラットフォームであるevalandを展開するFable社を買収とのこと。どちらも存在感あるサービスなので、精力地図も変わる?
出版とAI
「殴られたような衝撃」──出版3か月前に小説が海賊版データベースに掲載、著者が絶望/’Like a sucker punch’: Author’s despair as novel appears on pirated database three months before publication(The Bookseller)
ペイウォールでほとんど記事は読めないのですが、情報としては見出しでほとんど語られているのではないかと思います。
アマゾン、AI音声で買い物支援 「聞く」商品情報で利便性向上へ(JB Press)
先週ご紹介したネタですが、日本語での記事が出ました。商品紹介もパーソナライズされていく?類似商品との差別化などもヨドバシの店員さんのようにしてくれるようになる?ヨドバシの店員さんかと思ったらメーカーの人(広告)だったりも出てくるのかな。
グローバル・各国事情
マイナビ出版、ドイツを皮切りに、海外出版市場に参入。自社コンテンツを自らの手で世界展開へ。
ドイツを皮切りに、ってかなりユニークです。これは輸出販売ってことですよね。コープロではないですよね。
その他のトピックス:
三省堂書店、実店舗内のオリジナル書棚「つながる本棚」と連動したオウンドメディアを開始(Media Innovation)
このニュース、チェックしていたんですけど、2024年ってあったので昔のニュースが引っかかったのかな?とスルーしてしまったですよ。先週文化通信のリリースもご紹介しましたが、ネタの熱量総量がふえたらいいなあと思います。
B2B出版社、AI検索の脅威をものともせず──オーディエンスデータに集中/B2B Publisher Shrugs Off AI, Search Threats By Honing in on Audience Data(A Media Oparator)
法律系の出版社から独立し、ファイナンシャルアドバイザー向けニュースサービスThinkAdvisorなどのブランドを展開する設立まもない会社のお話。AIや検索ではなく、顧客のステータスや動向に焦点をあててマーケティングするという、いってみればAIが登場する前の「当たり前」の話だったような気もします。
Amazon AI動画広告は買い物客にとってやっかいなものになるだろう/Amazon AI Video Ads is going to be a terrible thing for shoppers(Good E Reader)
米Amazonでは、メーカー向けの広告メニューとして数枚の画像から動画広告を生成する機能を実装したとのこと。商品画像に背景を加えた広告用のイメージ画像を作る機能は日本でも既に実装されていますが。アセットが少ないのと、画像生成のプロンプト伝わり加減がひと昔(といっても1年ぐらい)前な感じがしてう〜んだったのですがcanva連携のリリースもあってさすがと思ったのでした。このオフィシャルな生成機能で期待なのは、審査に関してです。広告用の動画は謎の却下が多いので、未然に防げるならありがたい。主に精神衛生上ありがたいですね。
読書メモ:
『NEXUS 情報の人類史(上・下)』
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