デジタル・海外・AI出版ニュースまとめ:2026/2/7

デジタル書籍・AI・海外版権

今週のピックアップ

大きいニュースであればあるほど流れていってしまって。見出しの文字も見るし朝は耳のどこかでニュースを聞いているんですけど。選挙もオリンピックも「ああ、盛り上がっているんだなあ」と。でも今朝開会式の映像見たら、あ、本当なんだ!って思いました。すいません寝言みたいなこといって。

この記事はbook on RSS などで集めた出版業界のニュースの中から主にデジタル・海外版権・そしてAI関係のものを集めて週に一回更新しております。

デジタルブックトピックス:

オーディオブック・ポッドキャスト・音声関係

スマートリンクを使ったオーディオブックのマーケティング 「リーチ、情報、転送を1つに」

オーディオブック市場がダウンロード、ストリーミング、音楽プラットフォームなど多様化する中、出版社にとって可視性の確保が課題となっています。Bookwire共同CEOは音楽業界で標準となっている「スマートリンク」の活用を提案しています。


Audibleでダイヤモンド社のオーディオブックを聴こう(audible)

えー、いいなあいいなあ。

電子書籍・コミック・リーダー端末・アプリ

電子書籍の販売も開始したEC書籍ストアの特徴は、ユーザーがリアル書店を登録すると、売り上げの一部が書店にチャリンと入るような仕組みを作っていることです。電子スタート時のニュースはここでもご紹介いたしましたが、今度は自費出版会社Draft2Digitalと組んで、書店同様に同社経由の売上を戻すような契約を結んだとのこと。各紙採り上げています。

Bookshop.orgとDraft2Digitalが提携し、自費出版の電子書籍をインディーズ書店で販売可能に/Bookshop.org, Draft2Digital Partner to Make Self-Published Ebooks Available Through Indie Bookstores(publishing perspective)

Bookshop.orgがDraft2Digitalと提携/Bookshop.org Teams with Draft2Digital(PW)

Bookshop.orgがひどいインディーズ作家の電子書籍を販売開始/Bookshop.org is now offering terrible indie author e-books(Good E reader)

最後のGood E Readerがめちゃ辛のコメント。「ただでも読まないようなゴミみたいなのが大量に混ざってくるサイテー」みたいな感じで笑ってしまいました。それは別としても、書店で見つけた本を電子ストアで買うこととかありますよね。そういう時にチャリン、みたいな仕組み本当にあったらいいなと思います。


Spotifyが物理書籍とオーディオブックを同期する「Page Match」機能を発表、物理書籍の販売も開始予定(Gigazine)

Spotify branches into physical books through Bookshop.org partnership(The Bookseller)

「Page Match」は先週更新分でも記事がありましたが、物理書籍も扱いを開始するとのこと。そしてこの部分についての提携先はBookShop.orgということでもう話題の中心という感じなんでしょうかね。書店との連携が先にあったということもあり、外部との提携にノウハウとか、システム上の作りとかも柔軟性があるとか、あるんですかね。リリースコンボですね。Spotifyについては対アマゾンでできることを順に実装している感じです。


Kindle高価格帯タイトルセール(Kindle)

こんな企画もあったんですね。持つと重い本セールとかもどうでしょう。

出版とAI

PV至上主義の先へ  AI エージェント が書き換える読者体験

書き換えるというかいかせないというか。中小は広告も出せるSNS自体にコンテンツを置くような流れも出てくるのかなあと思ったり。


アンソロピック「Project Panama」とMetaの裁判記録を調べてみたらヤバい資料が沢山出てきた(Jun Ikematsu / 池松潤)

今週も追いかけております。というか、ちゃんと掘ると出てくるんですねえ。この規模とスケール、バレずにいってたら歴史が変わったかもしれないですな。


【出版の民主化】書籍を自動執筆するAIソリューションを無料公開!―「読みたい本は、自分で書く時代」へ(SYコンサルティング株式会社)

出版の民主化はちょっとよくわかんないですが、「読みたい本は、自分で書く時代」はなんというか、想定していない角度からなんか飛んできてぶつかったような、そんな驚きを感じるコピーでした。

グローバル・各国事情

台北国際ブックフェア2026商談レポート(フォレスト出版)

フェア期間中のレポートという、なんて仕事早い!個人的には冒頭の高市人気の話に笑っちゃいました。そして、社長のお財布大丈夫だったのかが気になります。あ、フェアの話。。いや、そもそも記事のタイトル画像が露店の魚屋!?最高。


(台湾で)読書のデジタル化が加速、電子書籍の契約者増(NNA)

こちらも台北ブックフェアに絡めての記事。koboも出展しているのですね。主要プラットフォーム、それぞれ電子書籍が成長しているとのこと。・・というか台湾koboは読み放題もオーディオブックもやっているのでしたね。そうでしたそうでした。日本でもぜひよろしくお願いいたします。


数百万人を魅了した『驚異的な』カイロ国際ブックフェア/A ‘Wondrous’ Cairo International Book Fair Draws Millions(publishing perspective)

カイロ国際ブックフェアが1月21日から2月3日まで開催されました。アラブ世界最大・最古のこのフェアには、開催12日間で550万人以上が来場し、開催して2日間で100万人突破、1月30日の1日だけで80万人が訪れました。それだけ入るキャパがまずすごいんですが。ライツの取引も、フェロー制度もあるとのことです。


不安定な経済状況にもかかわらず、エジプトとフランスの出版社が画期的なパートナーシップを築く/Despite a Fragile Economy, an Egyptian and a French Publisher Craft a Groundbreaking Partnership(Publishing Perspective)

ライツの融通とか、制作の協業とかそういうことかと思いきや「エジプト国内でフランス語書籍を現地印刷・流通させることで、輸送コストと為替リスクを削減し、エジプトの購買力に合わせた価格を実現」とのことでした。なんとなんと。ところで調べたらエジプトって日本と人口同じぐらいなんですね。これも知らなかった。


中国・北京で出会った「売らない」書店の衝撃/先知書房が示す新たな生存戦略(毛丹青note)

はたして書店という呼び方がふさわしいのか分かりませんが、Booktokやイベントなど本に関する情報発信地なのですね。北京のブックフェア会場でもライブ配信あちこちでやっていますよね。

その他のトピックス:

岩波文庫「在庫全点」棚で話題沸騰! コーチャンフォー若葉台店に聞く「書店 × SNS」の新たな可能性(リアルサウンド)

展開後の売り上げ冊数が貴重です。フェアの切り口とかパネルの出来栄えや並べ方ではなくてレーベルを揃えるということで人が集まるというのはコロンブスの卵みたいな発想ですねえ。みたくなりますもんねえ。


トランスビューが書店開業、伊野尾宏之氏が運営責任者に(新文化オンライン)

引退かと思いきや新団体立ち上げ、みたいな驚きを受けたのは私だけではないはずです。

読書メモ:

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