今週のピックアップ
デジタル書籍コンテンツとか海外版権だとか:2026年も大ピンチ図鑑(オーディオブックファンクラブ)
正月にダラダラ書いた長文です。
アマゾンのお買い物ボットルーファスがいつの間にか実装されていました/Here comes Rufus to Japan.(オーディオブックファンクラブ)
年末に一人から騒ぎした変なテンションの記事です。でも、知ってましたrufus?使ってみました?rufus.
デジタルブックトピックス:
オーディオブック・ポッドキャスト・音声関係
Audible、オーディオブックの発見を促進するためにビデオコンテンツの使用をテスト/Audible Tests Use of Video Content to Promote Audiobook Discovery
Audible、アプリ内プロモーションビデオをテスト/Audible Tests In-App Promo Videos(Publishers lunch)
2記事、オーディブルがアプリ内に、動画コンテンツでの商品案内を導入したという話です。予告編、著者インタビュー、舞台裏映像などということですが、これはamazon adsとはまた違う仕組みなんですかね。audible.comを覗いてみたけどそれらしいものは見当たらず、おそらくログインしてパーソナライズされた状態で出てくるものと思われます。
この隠された手がかりを見つけるまで、オーディオブックのナレーターは人間だと思っていました/I thought my audiobook narrator was human until I found this hidden tell(pocket-lint)
米国の記事なんですけど、Over Driveが運営する図書館のオーディオブックアプリLibbyに、合成音声と人間ナレーターを区別して検索できないと嘆いています。みんな嫌いな合成音声を、検索で排除する明快な機能がないと。嫌われてるなあ。。しかも無料なのに。。
電子書籍・コミック・リーダー端末・アプリ
新春講演会 2026年の電子出版はどうなる?――JEPAセミナー資料を公開します(HON.jp News Blog)
9日のセミナー資料が公開されています。ありがとうございます。物価の指数を重ね合わせると・・のところ、そうですよね全く。
一番のニュースは、予想を廃止したことになりますかね、そうですよね。
AI生成マンガが日本最大の電子書籍ストアでトップに/AI-generated manga becomes top-ranked in Japan’s biggest e-book store(Automation)
AI生成のマンガがコミックシーモアのジャンルランキングで首位をとったよ、という記事が海外のアニメニュースサイトでニュースになっているという話。レビューでは、ストーリーは冗長だけどセクシーな部分はいいね!という評価だとか。さすがAIといっていいのやら、何とやら。
日教販が2月に電子マンガ配信、学参市場活性化へ(新文化)
中高生に向けてマンガと練習問題を組み合わせた電子書籍「#こいさん~恋と参考書」をアマゾンキンドルで配信する。
東進ハイスクールのナガセが協力、とのこと。配信ではなくパッケージなんですね。どのように露出させるのかに注目です。
メディアドゥが買収防衛策 光通信の株式取得に対応(日本経済新聞)
光通信側からの情報ははっきりとしたものは見つかりませんでしたが、TOBを見据えたものである可能性もあると報じられていましたよ。シナジー的なものはどうなんだろう?というか光通信が今どのような事業をやっているかのイメージがあまりないですね。
市場も反応したようです。
出版とAI
note、経済産業省らの生成AIプロジェクト「GENIAC」に採択・・・生成AI向けコンテンツ流通に15億円(Media Innovation)
noteが提案したragを使ったAIが参照するDBを構築し、出版社やメディアのノンフィクションのコンテンツへのアクセスを加速するプロジェクトが採択された、とのことです。ダイヤモンド社など、協力する会社としてKADOKAWA、ダイヤモンド社の名前も挙がっています。noteとgoogleの話とは関係なさそうですね。
楽天市場アプリ、AIチャットで商品検索できるように 「Rakuten AI」搭載(Itmedia AI+)
先週はrufusで過剰に取り乱していた私ですが、わちゃわちゃ騒いでいる割に何も反応もないしまとめ記事も全く読まれておらず、文字通りのから騒ぎとなりました。二重に恥ずかしいですが、ちょこちょこrufusくんの成長を見守ろうと思います。気になるのはalexaとは別の道をいくのか、それとも融合するのか、というポイントもありますね。いやいいんですよ私が勝手に注目しているだけなんですから。
AI生成作品が小説大賞を獲得→書籍化中止 本人「後出し規約変更」で撤回と説明、運営の意図は(オタク総研)
このようなミステリーはしばらく続きそうですね。規約の解釈とかAIの成長で。
日本初! ベストセラー著者のキャラクターを再現した有償の対話型AIサービス「ちきりんAI on LINE」を期間限定でリリースします(ダイヤモンド社書籍編集局)
私はちきりんさんに関してはブログは読んでおらず書籍単発のみなのであまり実感はないのですが、ブログ愛読者とかは「いつでもちきりんさんに相談できる」ようなサービスは大歓迎なのかな。期間も限定なので、多分に実験的なサービスなのだろうと思われますが示唆に富むものがあります。例えばちきりんさんの同額の有料メルマガと比べたらファンはどちらを選ぶか、voicyは、とか。あるいはChatGPTのGPTSにちきりんGPTが有料で組み込まれたらどうか、とかね。
グローバル・各国事情
日本の書籍が海外人気に火。版権商談会が盛況、中小出版社も世界的ヒットは夢じゃない(METI Journal)
TRM(東京版権説明会)を踏まえた取材記事。そうですね、出版社の規模とは関係なく世界的なヒットが飛び出す可能性を秘めてるところは、夢ありますよね。それいったら国内もそうっちゃそうですけどね。ヤボすぎ!ここは本業周辺なのでさらっといきます。
書籍業界は、全般的な購買意欲の低下に苦しんでいる。/Buchgeschäft leidet unter der allgemeinen Kaufzurückhaltung(Börsenblatt)
ドイツの業界紙の記事。全体的な売上停滞の中、フィクションが微増、ビジネスやノンフィクションははっきり落ちているとのこと。やはりノンフィクションはAIの影響が一時的にプラスに出た後マイナスになってしまうのかな。今AI入門書がしっかり売れているのは、エージェント型AI時代のの待ち時間の需要でもあったり。また入門書を読んで本が不要になる、いわば釣竿を提供しているともいえるのかなあ、などとね。思っちゃうよね。
その他のトピックス:
アマゾン、AIで商品を無断掲載-小規模事業者にトラブル続出(bloomberg)
米国のニュース。アマゾンは自社のAIツールを使用し、許可なく小規模事業者のウェブサイトから情報を収集して商品を勝手に掲載・販売しており、トラブルが相次いでいます。
この実験的な機能により、在庫切れの商品や誤った説明文が表示され、事業者は顧客からの苦情や返金対応に追われています。独自のブランドを守るためアマゾンでの販売を避けていた事業者も巻き込まれており、無断掲載に対する怒りや法的措置を検討する声が上がっています。記事内の、勝手に自宅の一室をエアビーに出されたようなもんだ、という例えが秀逸です。いや、冗談じゃきついすね。
AI時代の超読書術の試行錯誤の話(miyasaka)
読む前にAIと段取りを組んで、書評のアウトプットまでAIと並走する新しい読書の形、の実験結果。なるほど。書目選びや、何を読むべきかという一つ前から入ってもいいかもしれませんね。ところでnano bananaなどのインフォグラフィック、私もこのブログなどで最近試していますし、達人の方々の作品?が流れているのもみているのですが、情報量多いと自分の頭に全く入らないんですね。多分私の脳みそが、整理された意図や図としての相関や距離・大きさみたいなものを理解する方に負荷が掛かっちゃうんだと思うんですね。なので私的にはインフォグラフィックはファッション以外の何者でもありません。何いってんだろ。
「本の価格を上げるほど売上が下がる」は嘘である(当社調べ)(シュッパン前夜 編集部)
バリバリ理系の編集者さんの考察。そうですね。相場も上がっていると思いますが、団子から抜け出す価格設定は勇気がいるところなのはそうでしょう。自分も調べたことがありまして、既刊本の価格上げについてはポジティブな結果が出ている認識でおりますが、コツコツではありますね。売れが細いと上がり幅も細い(当たり前!)。
1月1日の新聞より②~出版社の広告(そら)
業界の「中」ではない方の投稿ってうれしいですね。
読書メモ:
『今、ラジオ全盛期。 静かな熱狂を生むコンテンツ戦略』
冨山雄一 (著) クロスメディア・パブリッシング


















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