デジタル・海外・AI出版ニュースまとめ:2026/1/3

デジタル書籍・AI・海外版権

あけましておめでとうございます。お役立ち度ははなはだ微妙ですが、自分がついていくためにも週1の更新は続ける所存でございます。また、同じようなカテゴリにアンテナを張っているかた、ぜひ情報交換させてください。本年も何卒よろしくお願いいたします。

今週のピックアップ

正月新聞広告のマニアックな世界 2026年(田中裕士note)

田中さんの労作、元旦当日にまとめちゃうのすごい。敬意をこめて。物量もさぞかし。そして床面積を必要とする作業であろうと。私も日経は実家に行きがてら買いました。まだ読んでません!(広告は見た)


集英社「100年?まだまだ若造ですから」今年も元日に新聞広告 創業100年で名だたるキャラ集結(オタク総研)

元旦広告がらみ、もう一本。


デジタル書籍コンテンツとか海外版権だとか:2026年も大ピンチ図鑑

お年始投稿しました。長すぎるので雰囲気だけでも見ていただければ幸いです。

デジタルブックトピックス:

オーディオブック・ポッドキャスト・音声関係

イレブンラボ、リアルタイム文字起こしの新サービスを提供開始。GPT-4oやGemini越えの精度に強み(audio markething insights)

同時文字起こしというべきでしょうか。AIを駆使して、予測変換的な技術を使って瞬時にテキスト化を行う技術なのだそうです。日本語の漢字変換の正確さはどこまでなんだろう、などは気になりますが、ってことはリアルタイムに字幕がつくっていうことですね。イレブンラボさんはTTSのサービスが多かったと思いますが両方なのね。


電子書籍・コミック・リーダー端末・アプリ

アマゾンが2026年にKindleに何を計画しているか(Good E Reader)

Amazonが2026年に計画している唯一のデバイスは、フロントライトなしのKindle Scribeです。

そっすか。

出版とAI

AI印税市場のリアル【1/4】noteのRSL参画が示す「著作権管理」中心軸の移動

AI印税市場のリアル【2/4】すでに数百億円が動いている─多くの国内出版社が気づいていない「AI印税」という新市場

AI印税市場のリアル【3/4】日本の出版業界に「文章版JASRAC」は必要か?

これは、出版業界も含めたクリエイターエコノミー全体に関わる話になりますね。発信者目線で考えると、出版による印税率・2次利用のそれもあります。印税率もありますし初版部数の目減りという流れもあります。note経由でAIが学習したコンテンツの対価はどれぐらいになるだろう?とかも期待したり、一方でブログ運営からの収入は検索エンジンのゼロクリック問題で不安定です。出版に関わる身としては、コンテンツを書籍というパッケージで出すことにどのようなメリットがあるかということを認識してもらえるかということと、どのようなものをどの形式で出すのが相応しいのかについて指南するぐらいの知見を持たないといけないなあと感じています。勉強ポイント優先順位上位です。


2025年調査で判明、「ググる」時代の終焉とAI検索の覇者。AIに「指名される企業」引用元ランキング日本版を公開(COOD株式会社)

後から追加。このリリースFacebookでシェアされているのを見かけるんですけど、どうやって調べたのでしょう?グラフにある媒体はChatGPTと締結済みってこと?「指名される企業」のニュアンスもわかんないなあ。

グローバル・各国事情

2025年にブックセラーで最も読まれた著作権取引/The Bookseller’s most-read rights deals of 2025(The bookseller)

海外翻訳の契約での、ビッグタイトルを振り返り。どこの国からどこの国(言語)に、っていうのは正直あまりわからないのですが、フィクション作品の漫画化(グラフィックノベルというのはそういっちゃっていいのだろうか)に関するものが多いですね。どこもかしこも。


ハーパーコリンズは書籍翻訳にAIを活用しています/HarperCollins is using AI for book translations(Good E Reader)

見出しだけ見ると、まあこのご時世使うっすよねうちも直接間接なんだかんだいってね、みたいに感じると思うんですが。

ハーレクイン社のロマンス小説では現在、英語からフランス語への翻訳に AI が使用されており、社内の翻訳者は全員解雇された。

ということで批判も出ているとのこと。しっかし思いっきりがいいですよねえ。


KADOKAWA、海外で漫画家発掘 売れっ子が台湾出張し講座(日本経済新聞)

柔道でも相撲でもそうですが、才能が集まってくるような内向き矢印の仕組みにするのは本当に大事なことだと思います。出張は本気度すごい。

その他のトピックス:

少年ジャンプ作品のマンガ版権プロモーションを語る【広告デザイン鑑賞】(甕原)

いち少年ジャンプファン目線で、マンガ作品版権版権プロモーションについて説明。このアプローチはお初でみましたので紹介。マンガ+版権というとこのブログでは海外翻訳+アニメ化みたいなトピックが多いですが、この記事で扱っているのはマンガの原作をモチーフにした動画やネット媒体でのプロモーションの話です。なるほどこのように考察することもできるのかー。アニメ化だと映像のタッチとか声優さんのセレクトなど物申したいことはたくさんありそうですが、宣材もね、あるんですね。


【新春インタビュー】バリューブックス代表取締役・鳥居希氏に聞く “本の循環”を支える新拠点構想 著者、出版社、書店、読者に向けたプラットフォーム目指す(文化通信)

これも読むべき記事ですね。中古の流通でも、著者還元のエコシステムも考えられているとか。システム投資など大きな決断も数多くされてきたことでしょう。


ワン・パブリッシング 松井謙介氏「出版、広告、ソリューションに加え、もうひとつの柱を構築したい」(DIGIDAY)

出版、広告、ソリューションに加え、もうひとつ柱を持っておくべきだと考えています。

ふえええ。前を走りすぎて背中が見えません。


「パブリック・ドメイン・デー」では、フォークナー、ナンシー・ドリューなどが特集されます/“Public Domain Day” Features Faulkner, Nancy Drew and More(Publishers lunch)

ふーん記念日、というか発表の日になってる。膨大なリストをチェックするのは大変そうだけどパブリックドメイン虎視眈々銘柄とかあってもいいかもですね。

読書メモ:

積読(読み終わって積まれている本)を解消しました!

『肝臓大復活: 100歳まで食・酒を楽しむ「強肝臓」の作り方』
栗原 毅 (著) 東洋経済新報社


『ジャパニーズウイスキー入門 現場から見た熱狂の舞台裏』
稲垣 貴彦 (著) KADOKAWA


『職場の同僚のフォローに疲れたら読む本』
佐藤 恵美 (著) PHP研究所


『歩くを楽しむ、自然を味わう フラット登山』
佐々木俊尚 (著) かんき出版


『はじめての動物倫理学』
田上 孝一 (著) 集英社新書


『小泉八雲の怪談傑作選』
小泉八雲

コメント

タイトルとURLをコピーしました