デジタル・海外・AI出版ニュースまとめ:2025/09/13

デジタル書籍・AI・海外版権

今週のピックアップ

DALL-Eアシスタントきのこちゃんに、これぞ杉並区という風景を水彩風でヨロってお願いしたら一発目にこれがきました。そうだね、典型的なのは七夕でもよさこいでもJAZZでもなく、確かにこうなるよな。どういう学習しているのだろうか、こんなショットが大量にあるわけではないようにも思うし。こわいわ。

買ってしばらく放置しておりました。今日ソファにねっころんでパラパラ。やっぱ中央線強いなあ。フロントだなあ、とか思いながら眺めているとやっぱりたまにはぶらりといきたくなりますね。ああ、サンブックスの紹介もちょろっと入っていたり、啓文堂書店の店名もそこここに。う〜ん。
そうやってダラダラしてたらこのニュースが。

伊野尾書店は2026年3月末をもちまして営業終了することになりました。(伊野尾書店WEBかわら版)

え!? 

デジタルブックトピックス:

オーディオブック・ポッドキャスト・音声関係

新しいAIテキスト読み上げオーディオアプリがリリースされ、「売り上げの60%が著者に還元される」/New AI text-to-speech audio app launches with ‘60% of every sale going to authors'(

課金の壁に阻まれましたが、elevenlabsが新しく開発したTTSアプリで、著者はオーディオブック売上の60%を得ることができるということなんですね。同社のTTSアプリはこれまでも、生成したオーディオブックの音声ファイルをelevenlabsのプラットフォームで販売し、また他のプラットフォームにも入稿できるサービスがあったのでそのことであろうと思われます。


若者に広がる「多様化読書」 耳でも目でも本に親しむ(AFPBB)

中国のニュース。若者の読書スタイルが変化し、オーディオブックや動画、ソーシャル読書が人気を集めている。調査によれば、7割以上が紙の本を購入しつつ、半数が電子書籍やオーディオブックも利用。読書の場も多様化し、個人活動から気軽な交流の場へと変わっている。そういえばヒマラヤのその後はどうなったのでしょう?調べてみよう。


オーディオブック:Storytelが次のステップに向けてどのように調整したか/Audiobooks: how Storytel tuned up for its next step(The booksellers)

スウェーデン発、オーディオブックのサブスクリプションサービスの先駆けであるStorytelのストーリーをテルしてくれる記事です。読み応えありますので、よろしければ翻訳かけて見てみてください。絶好調に見えたSpotifyが苛烈な人員削減をしたりとサブスクリプションサービスのビジネスはシェア取れていれば万全というわけではない難しさもあるのでしょう。外からは見えにくい部分かと思います。Storytel社も苦しい時期がありましたが、決断を重ねながら復活し力強い数字を重ねているとのことです。


Kindleのアシストリーダーがどこでも使えることに気づいた(hitode909の日記)

アシストリーダー機能、という名称はあまり認識していませんでしたが、アプリでもかなり前から取り組んでいたことでしたよね。ただこの方のように、気づかずにいた方は多いだろうと思われます。Text to speech って言われてもピンときませんよね。流し聞きするコンテンツと心構えについてとても共感できますね。私もそんな感じ。オーディオブック読書は読書じゃないとかいわれてイラっとする必要もないししょんぼりする必要もないと思います。違いを認識することは大事ですけどね。


2025年版おすすめテキスト読み上げアプリ6選【スマホ&PC対応】(Wangxu Technology Co., Ltd.)

プレスリリースなんですが本当にTTSアプリの紹介で完結してしまっているんですがこれはなんだろう?そして知らないサービスが多いぞ。最近はインスタのTLにSpeechfyで積読一発解消だぜみたいな動画広告がむやみに流れてくるんですけどなんでしょね。まあ外部アシストリーダーともいえるのかもしれないけど、ちょっと気持ち的には引っ掛からなくもない。


電子書籍・コミック・リーダー端末・アプリ

弁護士ドットコムが提供するリーガルリサーチサービス、『弘文堂』と新たにパートナーシップを締結

リーガルリサーチサービスとリーガルライブラリの2大勢力という感じなのでしょうか。クラウドサインを運営する弁護士ドットコムは着実な拡大を続けているように見えますね。印象ですけど。リーガルフォースとかは絡んでくるのかな(すいません棒読みです)。


Amazon広告において著者向けのスポンサー広告が開始- 先週の最新Web広告情報まとめ(2025/02/22-02/28)

このニュース、見逃していました。タカシマさんの投稿をみて、そうだったっけ、ひろったっけと探したら、ああ、あったんですね。KDPがらみは目に入りづらいのはあるんですよねクローズドなんで。いいわけですけれども。でもこれであの広告やあの広告は、そうだったんだなってわかります。なるほど。ダブルスポンサーにはならないようにできているということか。

出版とAI

日米で裁判ラッシュ、生成AIと「著作権」めぐる攻防広がる…福井健策弁護士が「視点」解説(弁護士ドットコムニュース)

ぼーっと見ているだけではいられません。版権の輸入や輸出にも関わってきますからね。関わる部分の論点に関してはまずは想定されるリスクや、まずは防御について整理し準備は必要であるかと。これも、やらんきゃなあ・・教えて、頭のいい方。。


WAN-IFRAの第6回AIレポート:AI価値方程式に関するパブリッシャーの視点(WAN IFRA)

こちらは、出版社のAI活用側からのまとめ。この組織はなんだろう。調べておきましょう。


AIの読解能力が「読書の意味」を変える(wired)

スマホ・AIの普及で読書の形が大きく変容。紙の本をじっくり読む行為は減り、電子書籍やオーディオ、要約されたテキストが日常へ浸透。AIは大量のテキストを瞬時に分析し、読者の代替読書体験を提供する一方で、表現の深さや著者の意図など“読むことの本質”を問う課題も浮上している。ん〜食わせてなんぼっていっているようなものともいえるか。


「自分の声が無断で生成AIに」──プリキュア声優の山村響さんが告発 とある音声合成AIが波紋 経緯は(IT media)

無料のAI音声合成ソフト「AivisSpeech」の標準モデル「Anneli」の開発では、声優の山村響(やまむら ひびく)さんの許諾を取っていない――同モデルの作成者による告白により、AivisSpeechがSNS上で波紋を広げている。

声優さん本人、音声開発者、ソフトウェア販売会社、声優のファンが絡み事の経過を追っていてルポがタイムラインで公開されているような不思議な感じ。そして無断で進めたことは間違いないみたいですが何にどう使ったかははっきりしないとか、どうにもはっきりしません。調べて判明するものだとは思いますが、程度はどうあれこのような案件が増えるのは避けられないのでは、と思います。

グローバル・各国事情

日韓の出版3団体、協力・交流強化に向けてMOU締結(新文化オンライン)

丸一日の行事だったみたいですね。参加した韓国出版社の方と翌日お話ししたら、大変意義深くいい会だったので毎年やったらいいのでは、と。60周年記念だったんですけどね(笑)


紀伊國屋書店、マレーシアに2店目出店(新文化オンライン)

グローバルな商売を心得てるって、本当にすごいことですよね。ボキャ貧すぎて泣きたいですけれど。

その他のトピックス:

パブリッシャーは実際にコミュニティ戦略を実行できるのか?/Can Publishers Actually Execute a Community Strategy?

出版社が運営するコミュニティ戦略について、スポンサーとの関係、顧客との関係、サブスクリプションという課金モデルとの関係について考察。このように要素を並べるのはわかるんですけど、なんかですね、コンテンツを前提に周りを組み立てるって入ってこないなあなんて思っちゃったです、すいません偉そうに。


BookTokの書籍:読者レビューの台頭/Books on BookTok: the rise of reader reviews(The bookseller)

表題通り、TikTokなどのSNSを使ったいわゆるBookTokの存在感と、既存媒体の影響力の変化について手応えの変化などを取材した記事です。The Booksellerはイギリスの媒体ですが、インフルエンサーが台頭している模様。で、ですよ。これからどうなるんでしょうって話になると、流れとしてはストアが動画レビューを取り入れたり、ブクログの動画版みたいなサービスが出たりそこがストアと連携したり、というような話もありそうですね。記事内にはBookTokはバランスの取れたレビューではないという声もありましたが、確かにそこは導入の壁になるかもしれません。

読書メモ:

『「謙虚な人」の作戦帳——誰もが前に出たがる世界で控えめな人がうまくいく法』

レビューをサボっているのでたまってきてます。連休に消化しなくては。とにかく今週はプラグイン作りににわかにはまってしまって出社前に毎日一個作るという変態ぶり。コツコツ続ける案件もやることと時間配分が変わってくるかもしれません。

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