デジタル・海外・AI出版ニュースまとめ:2025/08/09

デジタル書籍・AI・海外版権

今週のピックアップ

これひどい。ビジネス書界隈の方々、みてください(note)

何を隠そう、どこを隠そう私が書いているnoteなんですけど。ビジネス書界隈の方は、自社の書籍がやられている可能性があるのでそのように書いたのですが、全てのジャンルでこのようなことはあり得ますので、氷山の一角ではあると思うのですがぜひ見ていただけたらと思います。ただ、これらの作品をそれぞれ完全にアウトであると実証するのは困難です。これを一つずつ検証するなんて現実的に不可能ですよね。なんせ相手は疲れ知らずのAIさんです。どうにか、ならないものかなあ。

ところでどうでもいい与太を何かしら毎日noteにアップして一ヶ月以上経ちました。noteがgoogleと提携してコンテンツ学習に対価を払う実験をした、という発表を受けて、何を対象に評価されるのか試したいと思ったからです。毎日何か、というのはまあまあ頭のバッファを使う習慣ではありますが続く限りは続けてみようとおもてます。

デジタルブックトピックス:

オーディオブック・ポッドキャスト・音声関係

10代の電子コミック、オーディオブック、電子図書館、ウェブ小説の利用動向(出版・読書・コミック・図書館・デジタルパブリッシング)

電子図書館の利用率かあ。我が街の図書館は電子のデの字もありませんが、検討はされているのかしら。ましてやオーディオをや。私もずっとステータスは変わっていないですねえ。オーディオブック三昧で、ポッドキャストゼロで、漫画は電子で。


世界市場でテストされたSpotifyの「Audiobooks Plus」が米国に上陸/Spotify’s ‘Audiobooks Plus,’ Tested in World Markets, Arrives in the States(Publishing Perspective)

米国のSpotify顧客は、より多くのオーディオブックの視聴時間にアクセスできるようになりました/Spotify customers in the US now have access to a lot more audiobook listening time(9to5Mac)

Spotify、米国の家族間でオーディオブックの共有が可能に/Spotify Now Lets US Families Share Audiobook Access(android headlines)

連続3発。spotifyのオーディオブック が聴けるプランが増えたこと、そして追加料金で時間が延長できるようになったこと。こちらが満を持して米国でもローンチしました。基本的にはポジティブに捉えられているようです。要らんのでプランをダウングレードしました、なんて書き込みもあるにはありましたが。


Voicy、AIで“聴きどころ”を抽出&動画化する「AI切り抜き動画」のβ版を提供開始(audio markething Insights)

音声メディアのボイスが動画かってどういうことかって思いましたが、SNSでの拡散用に使えるという事ですね。これはどちらかというとパーソナリティー向けのサービスということなんでしょうかね。逆にそうでなければ権利的な問題も発生するのか。さすがにそれはクリアしているか。いずれにしてもすごいなぁ。ついこの前まではPremiere Proをマスターしないと動画なんて作れない、が当たり前だったのにね。


YouTube のせいで、デジタルオーディオブックの著作権侵害が増加しています。/Digital Audiobook Piracy is on the rise, thanks to YouTube.(Good E Reader)

一方、2024年のエジソンのデータによると、オーディオブックのリスナーの35%がYouTubeでオーディオブックをストリーミングしており、2023年の27%から増加している。YouTubeを使用する主な理由の1つは、主に海賊版である製品が無料で入手できることだった。

冒頭にご紹介したパクリ疑惑本の懸念に対して本件はもっとストレートにやばいですね。海賊版ですからね。だめ、絶対。といいつつラジコで時間アウトになった番組をYoutubeで拾ったことはあります。懺悔いたします。


「ボイスフレンド」と「邪神ちゃんドロップキック」が初コラボ。書店にて没入型音声イベントが開催決定(Audio Marketing Insights)

日販が展開する体験型音声コンテンツサービスの新作(?)。これまでは書店内案内ガイドツアーみたいな企画が中心だったような気がしますが、コラボで、店内を探検する感じになるんですかね。没入してお客さん同士がぶつかったり、揉めて戦闘シーンに入ったりはしないでしょうか大丈夫でしょうか。


電子書籍・コミック・リーダー端末・アプリ

なぜ? 楽天Koboに「読み放題サブスク」がない理由 「一部の国で提供も、日本未提供」の事情 CEOが語る(itmedia)

理由とか事情とかタイトルにあったので、「できない」毅然とした理由があるのかと思ったら、そうではないようです。amazonがしっかり展開していますので、そんなに石橋叩かなくてもいいように思えますが。記事でも、サブスク全盛の今そんな姿勢で支持されるかしら?と心配しています。オーディオブックも、ご検討のほどお願いいたします。

楽天Kobo電子書籍リーダーに新しいアクセシビリティ機能が追加されます/Rakuten Kobo e-readers will get new Accessibility Features(Good E Reader)

今後のアップデートで最もエキサイティングな機能の一つは、スクリーンレコーダーシステムです。テキスト読み上げシステムを使用して、すべての電子書籍を読み上げます。あらゆる電子書籍をオーディオブックに変換できます。

Koboの記事ふたつめ。おっ、KoboもTTS開始なんですね。私はてっきりカナダ発の端末にはとっくに実装されているものだと思い込んでいましたが。そうですか。ちなみに、端末にはスピーカーがないためBluetoothなどでイヤホンと接続する必要があるとのこと。


電子コミック市場崩壊の危機(JEPA)

パピレス天谷さんの寄稿。各電子書籍ストアの過当競争による無料施策の拡大で、有料ユーザが無料利用に流れ、電子コミック市場の実質売上が減少しており、ストアが疲弊していることを「危機」としています。解決には、出版社や著者が権利者として、無制限な無料施策への許諾を控制することしかない、と締めくくっています。各ストア向けの牽制ではなく版元への依頼かあ。コミック版元さんはどうなんだろう、このアプローチはみんな思っててできないことなのか、特に気にしていない感じなんだろうか。


音声・デジタルコンテンツの管理を支援するCoDaMa、約1.8億円を調達(ITmedia)

音声コンテンツの展開を支援する・・なるほど。推し活などに近いのかな。私がちょこっとだけ投資しているデジタル音声の会社はかなりこげついちまっていますが、引いた目では成長分野だと思うんですけどね。そう評価されているはずなんですけどねなんでなんすかね。

出版とAI

読売新聞、生成AIめぐり米企業提訴 記事無断利用は「著作権侵害」(朝日新聞)

朝日新聞の、読売新聞に関する記事。今米国や欧州でも毎日ドンパチやっているニュースが流れてきます。毎週何かしらご紹介していますが多いですね。それと、AI学習に素材を提供することで媒体にいくら支払われた、とかも。日本ではまだ報道される具体的な企業の数は多くないと思いますが、これは大きいニュースですね。各メディアが連動して調査報告する流れになるのでしょうか。このニュースの波紋は気にしていきたいと思います。

グローバル・各国事情

日本で広がる韓国文学 なぜ?芥川賞作家が語る魅力とは(NHK)

先日記事にも載っている金さんとお話ししていて思い出したのです。昔ソウルブックフェアで某バシ氏の講演があって、その後の打ち上げになぜか私も呼ばれて金さんに焼肉をご馳走していただいたことを。あのとき初めてお会いしたのですが、当時はまだK文学なんて言葉もなく、あの頃から色々動かれていたのが結実しているんだなあと。う〜ん、事を成すことって本当に尊敬です。そしてこの記事の最後の写真に同僚が写っている笑。

その他のトピックス:

インプレス、MBO後の新経営体制・・・創業家の塚本由紀氏が代表就任(Media Innovation)

創業家で取締役CCOだった塚本由紀氏が代表取締役に昇格し、社長兼CEOだった松本大輔氏は執行役員に、会長だった唐島夏生氏は相談役となっています。また、社外取締役にイードの宮川洋氏が就任しています。

※Media Innovationは株式会社イードが運営しています

ほうほう。


朝日新聞社、専門家向け執筆プラットフォーム「theLetter」を買収(Media Innovation)

最近、朝日新聞社の動きが活発になっているような気がしますね。媒体としての間口を広げていく戦略なのでしょうか? theLetterについては どのような携帯でやっているのか、今1つわかっていないんですけれども、CMSを提供しているサービスということ で間違いは無いのかなあ?(調べればいい)


入門書って、今の時代に必要なんだろうか。(シュッパン前夜編集部)

いやこういうことほんとに脳内のどこかで誰かと誰かが議論してますよね。

読書メモ:

『俺の文章修行』
著:町田康 幻冬舎


『発言禁止 誰も書かなかったメディアの闇』
森永 卓郎 (著) 実業之日本社

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