今週のデジタルブックトピックス:2024/09/08

デジタル書籍・AI・海外版権

デジタルブックトピックス

インディーズマンガおよびインディーズ Fliptoon への広告掲載に関するお知らせ(KDP)

無料または「待てば無料」のインディーズマンガおよび Fliptoon 作品に、広告が掲載されることになりましたのでお知らせいたします。

Kindle(amazon)と直接契約している作家・クリエイターさん向けの内容です。オープンな記事というよりはメンバー向けのお知らせ的なものだと思います。無料で出している作品にも広告を表示させて、クリエイター支援をするというもの。YouTuberのモデルと同じですが、やはり「見られる力」が問われるわけですね。


【AI本人オーディオブック第2弾】『物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術』を著者・けんすうさんの“声”で音声化(オトバンク)

革命のファンファーレ 現代のお金と広告 』に続く、ナレーターが朗読した声に、AIで合成された著者本人の声を乗せるオーディオブックの第二弾です。私も早速ぽちっとしましたがまだ聴いておりません。聴きましたらまた読書メモにアップしますが、「本人の声」の部分でいいますと、私けんすうさんの声を知らないので、わあ、確かに本人の声だ!という感想は残念ながら書けません。こういう声の方だったんですね、になってしまいますね。声質と、抑揚や間、人間の脳はどちらを「本人の認証」として重視するのでしょう。友人レベルの方に実験台になってもらわないとわからないかもしれません。


アップルのAIに大手メディアが学習データ提供拒否。攻防の鍵はボットに(WIRED)

このテーマについての記事は多いですね。

アップルによるAIのトレーニング対象から自社サイトを除外できるツール「Applebot-Extended」を、アップルが公開した。『ニューヨーク・タイムズ』などの大手メディアやFacebookなどのプラットフォームが、すでにこれを利用している。


メディアのコンテンツが学習されることで「いいこと」があるのかどうか、今のところ全くなさそうな気がするのですが。トレーニングさせる代わりに広告単価が高くなるとか、何かご褒美があればいいものなんでしょうか。それよりはリスク回避なんでしょうね。仕組み上学習元のコンテンツに還元するようなことはできないと思いますのでインセンティブで釣るのも難しそうです。ところでオプトアウトできることを知らなかったらどんどん食われちゃうんですかね。怖いですね。


文理の中学生向け学習参考書が進研ゼミ「電子図書館まなびライブラリー教材館」に新登場!(株式会社 学研ホールディングス)

リリース元が学研だったので、文理×進研ゼミ(ベネッセ)×学研!?どういうこと?と混乱してしまいました。そうですね、文理は学研グループだったんですね。電子教科書の話とは別に、私企業のインフラも拡大しております。さてどうなる。


and factory、デジタルカタパルトから電子書籍ストア「ソク読み」事業を譲受け(M&Aマガジン)

電子書籍の制作・販売を手がけているデジタルカタパルトですが、この度販売部門の「ソク読み」をand favtoryに譲渡というニュース。and factoryは大手出版社数社とそれぞれ組んで漫画のストアを運営しているのですね。オウンドストアの運営を請け負っているのではないっぽいけど、新たにお店が増えることになりました。そしてデジタルカタパルトは制作一本になるですね。


なぜ吉本興業は音声プラットフォームを買収したのか。音声市場「ビッグチャンス」を掴むためのロードマップ(Business Insider)

入山章栄先生の連載記事でした。有料でしたので途中までしか読めませんでしたが。あ、でも音声版だとフルで聴けるのか。こういう立て付けってどっちになびかせたいのでしょうね。それはさておき、吉本興業のグループ会社がstand.fmを買収した件ですが、記事の冒頭のまとめから推測するに、吉本は一つの新しい形態のハコ(劇場)を手に入れた、ということなのでしょう。新宿のルミネとか、あちこちにある吉本直営の劇場の、ネット上音声専門の劇場を買ったということではないでしょうか。そう考えると納得です。吉本の芸人さん以外も多数登録している大きいハコですね。


NTTソルマーレ、コミックシーモア20周年を機に新ビジョンを策定 『想いとテクノロジーにより、マンガ熱を広げていく』 出版社向け満足度調査も実施(NTTソルマーレ)

コミックシーモア20周年おめでとうございます。漫画専門店ということもありストアの特色等はあまり知らないまま今に至っているのですが、存在感の大きさについては競合も多くなった今の方が話題として聞くようになった気がいたします。


実は国内最大級 「コミックシーモア」がデータからヒットを生む仕組み(impress Watch)

もう一本シーモアの記事。「実は」って!?データからユーザーごとにふさわしいと思われる提案。これがはまっているということですが、とにかく試行錯誤の絶対数がすごいんですね。施策の数をとってもすごい。私などはラノベや転生もの、やなんていうんでしょう、モテまくりストーリーみたいなコンテンツは今のところは興味がないので、どちらかというとプッシュよりミュートして絞りやすくしてほしいなあ、と思います。


第8回 その他のアクセシブルな書籍・電子書籍

新文化の、小学館木村さんの連載。DAISYとは、そしてその種類について。デジタルで見え方などをカスタマイズできるメリットはあるものの万能ではないとのこと。昔端末を見て触らせてもらったことがありましたが、工夫のかたまりだなあ、と感動した記憶があります。15年ぐらい前のことなので、相当進化していることでしょう。


LINE Digital Frontier株式会社と株式会社イーブックイニシアティブジャパンが法人統合(LINE Digital Frontier株式会社)

LINE Digital Frontier株式会社 (本社:東京都品川区、代表取締役社長:髙橋将峰) は、2024年9月1日付けで当社の完全子会社である株式会社イーブックイニシアティブジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高橋将峰)と法人統合したことをお知らせします。

そのニュースを知ったユーザーたちの反応はこちら

そして、私も漫画はebjなんですよね。よろしくお願いいたします。


ポッドキャスト「NIKKEI PrimeVOICE」と「NIKKEIランナーズサロン」を配信(日本経済新聞)

オウンドメディアとしてのポッドキャストはニュースにもならないぐらい増えていますが、日経新聞という有料サブスクの先駆けであり勝者が始めるとなると記事も読んでしまいますね。そしてリリースを読みながら、どのような立場の方が集まった会議でどのような発言者からプレゼンがあってどのような肯定的・否定的な意見が出たであろうか、などと脳内会議シミュレーションをしてしまいます。すごいなあ、やるんだなあ、と。揶揄しているわけではなくて、新聞社が発信する情報ってやっぱり重いじゃないですか。間違えられないですしね。

その他のトピックス:

受賞作はアニメ化&書籍化確約!アニメ制作会社が“なろう”で文芸賞を募集、メディアミックス展開を念頭(オタク総研)

アニメ制作会社が“なろう”で文芸賞を募集」この感覚なんですね。ゼロイチは原作なんだなあ。

読書メモ:

「仕事に悩む君へ はたらく哲学」

「いまあなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ」

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