エッセイ

オーディオブック読書メモ

読書メモ:なんかいやな感じ

武田砂鉄さんの単行本を読むのははじめてです。ネットの記事などでお目にかかることがあって、むむ、面白いなこの人と感じてはいたのですけどまとまったものを読んだことはありませんでした。毒舌ではなく、批評的に「しっくりいかない感じ」ぐらいのひっかか...
オーディオブック読書メモ

読書メモ:消費される階級

酒井順子さんの単行本を読むのははじめてかもしれない。たくさんの著書がおありなことも存じ上げていますし内容が面白いことも知っている。ではなぜ読んでいなかったのかといえば週刊誌で読んでいたからなのです。文春も、新潮も中吊り広告で毎週面白そうな特...
オーディオブック読書メモ

読書メモ:ディズニーキャストざわざわ日記――〝夢の国″にも☓☓☓☓ご指示のとおり掃除します

これを書いている今は世の中ちょうどお盆で、お休みが集中する時期でございます。 帰省ラッシュで東京が単純に空洞化するわけではなく、東京ディズニーリゾートに地方から来るお客さんも大勢いるでしょう。いずれにしても、一年で有数の繁忙期である事は間違...
オーディオブック読書メモ

読書メモ:ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain

大ヒットのベストセラーとなった『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を私は読んだのでしょうか。多分、読んでいない。オーディオブックになっていなかったから、というのが主要な理由です。でも、買ったような記憶はあるのです。我が家のどこかに...
オーディオブック読書メモ

読書メモ:自然知能

『こうやって、考える。』に続いて外山銘柄が紹介されたのでぽちっとしました。人工知能に対しての自然知能という発想で、人工知能というものが出てきたらしいが、自然知能という発想もあるよねえという話です。幻の原稿状態だったものを、生成AI時代に今出...
オーディオブック読書メモ

読書メモ:こうやって、考える。

本書はどちらかというと名言集に近いのでしょうか。日めくりカレンダーではないけれど、思考に関する一文を知の巨人外山滋比古さんの数々の著書から集めて抜きだしたという一冊です。私結構前から名言集の類はオーディオブックと相性がいいと思っていて、なぜ...
オーディオブック読書メモ

読書メモ:天才はあきらめた

M-1は毎年なんだかんだいって楽しみに見ています。生放送のプログラムとして様々な演出が凝らされていて、エンタメコンテンツとして華やかだなあと感心しながら。緊張の極致で練り込んだネタを早口で展開する若者たちを、最近は親の目線でハラハラしながら...
オーディオブック読書メモ

読書メモ:超バカの壁

今タイトルを入力して、変換候補に「超馬鹿の壁」と出てきて語感キッツイな、でも超馬って区切ると三国志の武将みたいでかっこいいな、残った鹿の壁ってなんだ、と2秒ほど脳内で楽しみました。新書版の最初の『バカの壁』は読んだ記憶がありますが内容はとう...
オーディオブック読書メモ

読書メモ:バカと無知 (新潮新書)

橘玲さんの書籍はなんとなく今まで読んでいなかった。特段の理由があったわけではないのですが、多分、最初(のころ、だと思いますが)に売れた『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』の印象で、お金の自己啓発の人なんだと認識して、なんとなくスルーしてい...
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読書メモ:栗山ノート

プロ野球は子どもの頃こそTVで眺めていたりニュースで見たりしていたが特に特定のチームのファンになるわけでもなくペナントレースの行方もニュースで得た知識という感覚で受け止めていた。大人になるとさらにニュースも見なくなる。正確にいうと見たいニュ...