今週のトピックス
Google、Gemini Notebookに電子書籍追加機能を導入/Google、「Gemini Notebook」に購入済み電子書籍を追加できる「Expert Intelligence」(ITmedia NEWS)

米Googleは8月27日、AI製品で信頼できる情報源を活用する「Expert Intelligence」を発表。第1弾として、「Google Playブックス」で購入した電子書籍を「Gemini Notebook」に追加できる機能を導入。書籍を追加すると、その内容に基づいた回答やインフォグラフィック、音声概要などが生成可能。対象は大手出版社の10万冊以上で、著者の知見を他のソースと組み合わせることもできる。
なんでこのような大きなニュースが前触れもなくドカンと出てくるのでしょう。金曜日はのけぞりましたよ。ちょっとこの件に関しては、どういうことになるんだろうというのを整理したいので、単体の記事を別途書くことと思います。
オーディオブック・音声メディア・合成音声
オーディオブック市場の急成長と競争の激化/An Under-the-Radar Audiobook Bubble Is Fueling a Fight for Listeners and Authors(TheWrap)

オーディオブック市場は過去15年間にわたり成長を続け、2025年には750,000以上のタイトルが存在する。しかし、タイトル数の急増に対し、収益成長は鈍化しており、業界は選別の段階に入っている。オーディオ権の価値が高まり、著者や出版社は競争が激化する中で、どのプロジェクトに投資するかを慎重に決定する必要がある。特に、著者のフォロワー数が競争力に影響を与えることが強調されている。
あなたもお金の壁を築いておられるのですね。
Spotifyの新しいオーディオブック機能/These are all of the new Spotify Audibook features – Good e-Reader(Good e-Reader – The latest news on audiobooks, e-books, e-readers, tablets, and reviews.)

Spotifyは、オーディオブック体験を向上させるために、パーソナライズされたプレイリスト作成や会話を通じた興味の探求、シリーズの続きの簡単な発見を可能にする3つの新機能を発表しました。これにより、ユーザーはより少ない時間で本を楽しむことができ、Spotifyは書籍愛好者にとっての最適なプラットフォームとしての地位を強化しています。
このようなユーザビリティをそっと便利にするような AI の使い方はいいですよね。というか、ホッとします。このようにユーザーフレンドリーな AI の使い方をしてほしいですね。私なんか弱ってますかね。弱ってますよね、やっぱり。
50代のための新しい読書法「目と耳の二刀流」/本が読めない…老眼と集中力低下に悩む50代。「読書」が1日3時間楽しめる“目と耳の二刀流”とは – HALMEK up – スポーツ報知(スポーツ報知)

50代になり、老眼や集中力の低下で読書が難しくなった著者が、紙の本とオーディオブックを組み合わせた「目と耳の二刀流読書」を実践。家事や移動中に耳で本を楽しむことで、読書時間を確保し、再び読書を日常に取り戻した体験を紹介。耳読書のメリットとデメリットも考察し、年齢や生活に応じた新しい読書スタイルを提案している。
はい、全くその通りだと思います。私もほぼそんな感じです。家事をやりながらということはなく、あくまでお散歩と通勤中ではありますが、私も自分のオーディオブックスタイルについて、どこかの連休でワッと書いたんです。けれども、あまりに面白くないので公開せずに、お蔵入りになっています。悲しいです。手を入れるのも何かね。。
トニーズ、2026年上半期に38%の売上成長を報告/Audio company tonies reports 38% revenue growth in first half of 2026(The Bookseller)

オーディオ会社トニーズは、2026年上半期の売上が前年同期比で38%増の2億4290万ユーロ(約207.8億ポンド)に達したと報告しています。この成長は、子供向けオーディオプレーヤーの第二世代であるトニーボックス2の発売によるものとされています。
デバイスなのかなと思って調べたら、知育よりのおもちゃというか教材というか、そういう感じなのですね。日本でも売っていました。
五木寛之のオーディオブック版『大河の一滴 最終章』配信開始/オーディオブック版『大河の一滴 最終章』が配信開始!五木寛之さんご本人の声で「特別コメント」を収録!:時事ドットコム(時事ドットコム)

株式会社幻冬舎は、五木寛之著のオーディオブック版『大河の一滴 最終章』をAmazonオーディブルで配信開始した。特別に五木寛之本人の声によるコメントも収録されている。この作品は、リスナーに新たな体験を提供することを目的としている。
ご本人コメントですか、すごい。でも確かに『大河の一滴』みたいなエッセイを高齢の方がオーディオブックで聴くというのは、入り口の体験としてはすごく合っているなと感じます。
朗読表現の自由を求めて/「活字の読み上げ」からの解放——カラオケのように言葉を歌ってみませんか?|はっけ|オーディオブック制作のための…(note(ノート))

朗読や音声表現において、演者は台本に縛られがちで、表現が固くなってしまうことが多い。カラオケのように自由に歌う感覚を持つことで、自然な呼吸や感情を表現することが重要である。台本はあくまで伴奏であり、演者は自分のリズムや感情を乗せて言葉を歌う意識を持つべきだ。
あれ?お名前が「はっけ」と書いてありますね。前からこんなお名前でしたっけ?前の名前が出てこないんですけれども。どこで働かれているどなたなんだろう、というのを知らないまま、いつも楽しみに読んでおります。
『赤ちゃんがすぐに寝る音』の効果、約7割が「寝つきがよくなった」と回答/[9月3日は睡眠の日] 今話題の『赤ちゃんがすぐに寝る音』。利用者の約7割が「寝つきがよくなった」と回答(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)

9月3日の「睡眠の日」に、オトバンクが『赤ちゃんがすぐに寝る音』の利用者アンケート結果を発表。69.5%が「寝つきがよくなった」と回答し、寝かしつけ時間の短縮を実感。利用者の83.5%が未就学児の寝かしつけ目的で使用し、15.4%は自身の睡眠導入に利用。特に50代以上のシニア層にも効果が見られることがわかった。
オトバンクさんのプレスリリースのこすり方が、私は本当に好きで尊敬しているので、私も記事紹介としてこすり続けます。睡眠の日か。
電子書籍・デジタルメディア
Google Play BooksにAI機能「Book Insights」が登場/Google Play Books Book Insights has launched – Good e-Reader(Good e-Reader – The latest news on audiobooks, e-books, e-readers, tablets, and reviews.)

Google Play Booksに新たにAI機能「Book Insights」が追加され、英語の電子書籍を対象に、章の要約やキャラクターの追跡、特定の質問への回答を提供します。この機能はAndroid向けのGoogle BooksおよびAudiobooksアプリで国際的に展開されており、読書中に気になる箇所をハイライトすることで、関連する質問が表示されます。また、「Catch me up」機能を使えば、前回の読書内容を要約して再確認できます。
Google Play Books のニュース自体が結構久しぶりだと思うんです。それなのに、冒頭の Gemini Notebook のビッグニュースと同じ週に、この「Ask Kindle」的なブックインサイトの発表って、どういうことなんでしょうか?なんでこんなかわいらしいものを、このタイミングでリリースするんだろう?
海賊版対策を強化、ベトナムでの取り組みを強化/政府が「海賊版被害」行動計画更新 漫画やアニメ、ベトナム対策強化 – 日本経済新聞(日本経済新聞)
政府は25日、インターネット上の海賊版被害に対する行動計画を更新し、特にベトナムでの日本のコンテンツに対する海賊版対策を強化することを発表した。コンテンツ海外流通促進機構(CODA)と連携し、現地当局と著作権保護を進める。2025年にはデジタルコンテンツだけで5.7兆円の被害が見込まれ、国際連携を強化する方針である。
5.7兆円の被害か。これは大仕事ですね。5.7兆円か。。繰り返してしまいますね。
アマゾン、Alexaを活用したショッピングが急成長/Amazon customers are embracing Alexa for Shopping(Retail Dive)

アマゾンのCEOアンディ・ジャッシーによると、Alexaのアクティブユーザー数は第2四半期にほぼ倍増し、前年同期比でインタラクションが5倍に増加した。Alexaはアマゾンにとって貴重な資産であり、特に若年層の62%がAIツールを使ったショッピングを好むという調査結果もある。エージェンティックコマースは今後数年で成長が期待され、2030年までに市場全体で1兆ドルの収益を見込んでいる。アマゾンプライムの会員数も前年同期比で二桁成長を遂げている。
そうなんですね。今 Amazon のサイトもチェックしたんですけれども、日本ではやはりまだ Rufus くんがベータ版で頑張っている感じなんですね。いつ頃 Alexa になるんでしょうかね?サイト上では今ひとつ存在感が大きくないので、アメリカでは随分景気のいい数字が出ているんですけども、今ひとつピンとこないっていうのが正直なところです。
著者が直接販売する本の真実/Selling Books Direct: Insights from 500+ Authors (Case Study) | Kindlepreneur(Kindlepreneur)

近年、多くの著者が自らのウェブサイトから直接読者に本を販売する選択をしています。直接販売により、中間業者を排除し、ロイヤリティの大部分を保持できる利点があります。Kindlepreneurの調査によると、547人の著者の66%が5冊以上の本を出版しており、特にノンフィクションの著者が直接販売で成功を収める傾向が見られます。また、メールリストの重要性も強調されており、質の高いリストを持つことが収益向上に寄与することが示されています。
このようなノウハウの記事も、ここのところ続いていますね。サイト名が「Kindleプレナー」ですよ。Kindle出版で儲けようみたいなことなんですね。AI本が凄まじいペースで出版される中で、埋もれずに戦っていくっていうのも大変なことだろうと思います。他人事みたいに言ってみました。
「週刊ダイヤモンド」が完全デジタル化、紙版は2027年3月で終了/「週刊ダイヤモンド」が完全デジタル雑誌に、紙版の発行を27年3月で終了 – 新文化オンライン(新文化オンライン – 出版業界唯一の専門紙)

ダイヤモンド社は8月27日に、週刊ダイヤモンドが完全デジタル雑誌に移行することを発表した。紙版の最終発行号は2027年3月29日発売の4月3日号を予定している。電子版の詳細については今後の発表を待つ必要がある。
『週刊ダイヤモンド』が完全デジタル化へ/『週刊ダイヤモンド』が完全デジタル化、2027年4月号で紙版終了へ | Media Innovation / デジタルメディアのイノベーションを加速させる(Media Innovation)

ダイヤモンド社は、1913年創刊の『週刊ダイヤモンド』を2027年4月から完全デジタル化すると発表。紙版の最終号は2027年4月3日号で、定期購読の配送は3月24日で終了。移行後は有料会員サービス「ダイヤモンド・プレミアム」で最新号やバックナンバーを提供し、主要な電子書店でも配信予定。完全デジタル化は広告・マーケティングの再設計とも関連し、読者データを活用したターゲティング精度の向上を目指す。
週刊ダイヤモンドがデジタル化へ/週刊ダイヤモンドがデジタル化へ、その反響を見て感じたこと|アヨハタ(note(ノート))

週刊ダイヤモンドが紙の雑誌発行を終了し、2025年4月からデジタル化にシフトすることが発表されました。書店の減少やコスト上昇が背景にあり、業界内では皮肉も見られますが、著者はこの判断を合理的だと評価しています。デジタル化により、ビジネスメディアの競争が激化する中、ダイヤモンド社のブランド維持が重要になると述べています。
これも今週の大きなニュースでした。デジタル化へということなんですけれども、なんなんでしょう。「終わってしまった」「やめるってよ」といったように情報が広がっているのが、なんだかなあと違和感も感じたりしました。デジタルメディアとして今後どのように変化していかれるのか注目したいと思います。
縦読み漫画サービス「comico」が2027年に終了/終了発表の縦読み漫画「comico」――元重課金ユーザーが振り返る「いつしか開かなくなった」理由(ITmedia NEWS)

縦読み漫画サービス「comico」が2027年1月6日に終了することが発表された。2013年のサービス開始以来、多くのオリジナル作品を提供してきたが、利用者は次第にアプリを開かなくなった理由を振り返る。特に、作品のラインアップが変わり、課金制度の導入が影響したとの声が多く、SNSでは懐かしむ声や反発の意見が寄せられている。
正直、読書するビューアーとしての違いってそんなにないのではないかなと思うのですけれども、やっぱりストアの感じとかユーザビリティって、だんだん開かなくなる理由になりますよね。
「毎日ログインで無料で読める」みたいな“毎日開いてね作戦”がすごく苦手で、そういう機能があるところは表示させないようにしたりしています。でもデザインとかに関しては見ないわけにはいかないので、デザイン変更と同時に見なくなっちゃうっていうのはよくわかるなぁ。
Amazia、Webコミック制作子会社を譲渡/Amazia<4424>、Webコミック制作子会社のWithLinksを めちゃコミックに譲渡 | M&A Online – M&Aをもっと身近に。(maonline.jp)

Amaziaは、Webコミック制作を行うWithLinksを電子コミック配信のめちゃコミックに譲渡した。この譲渡により、Amaziaは事業ポートフォリオの最適化を図る意向を示している。WithLinksは東京都渋谷区に所在し、Amaziaは漫画アプリの運営やSES事業を展開している。
リトアニアの電子書籍海賊問題/Lithuania has an e-book piracy issue – Good e-Reader(Good e-Reader – The latest news on audiobooks, e-books, e-readers, tablets, and reviews.)

リトアニアでは、電子書籍の海賊行為が深刻な問題となっており、インターネットユーザーが違法ダウンロードサイトを訪れる頻度はEU平均の2倍に達しています。2024年にリトアニア文化省が実施した調査によると、デジタルコンテンツを利用する人の60%が合法的なソースのみを使用している一方、5%は主に海賊版に依存していることが明らかになりました。リトアニア出版者協会のローラ・テコレ氏は、電子書籍の違法配布の規模を把握するのが難しいと述べています。
違法配布の規模を把握するのは確かに難しいと思います。
でもどうなんでしょう?リトアニア独自の理由とかってあるんですかね?国の対策なんだろうか?
その他のトピックス
出版・プラットフォーム連携の最新動向/IP運用エコシステムを巡る出版・プラットフォーム連携 | Media Innovation / デジタルメディアのイノベーションを加速させる(Media Innovation)

SBIグループとカルチュア・エンタテインメントが映画企画コンペ「SCP」を共同開催。教育出版は映像教材「目で見る算数」を月額680円で配信開始。KADOKAWAとはてながAI小説エディタ「RIKU」を発表し、クローズドβテストを開始。ソニー・ミュージックは「Reader Store」をIPストアへ拡大。フランス議会は15歳未満のSNS利用禁止法案に合意。GENDAとSBIホールディングスが資本業務提携を締結。
提携案件が続いているんですね。やっぱり大きい会社の大きな提携って本当に大変だと思うんですけれども。実際、中でやることのコストの大きさみたいなものと、誰が何を持っているかというところ、あと裏で軍師として AI も暗躍しているんでしょうね。
アメリカのブッククラブ人気の背景/ブッククラブ人気の背景は 竹田ダニエルさんが問う米国のAIと読書:朝日新聞(朝日新聞)

アメリカで若い世代を中心にブッククラブが人気を集めている背景には、SNSの「カス化」やリアルなコミュニティーへの回帰があると竹田ダニエルさんは指摘する。コロナ以降、人々は対面での交流を求め、アナログな体験の価値を再評価している。特に、デュア・リパが「禁書」を展示するなど、読書を通じたコミュニティ形成が進んでいる。アメリカでは「本を読むことが大事」という文化が根強く、読書を通じた意見交換が日常的に行われている。
Yael AdlerがAmazonに勝訴/Yael Adler gewinnt Rechtsstreit gegen Amazon(Börsenblatt)

ベルリン地方裁判所は、Yael Adlerのベストセラー『Genial ernährt!』に関する無許可の関連書籍の販売をAmazonに禁止しました。Adlerは、他の著者による類似タイトルの書籍がAmazonで販売されていることに対して訴訟を起こし、勝訴しました。裁判所は、Amazonが著者の名前を商業目的で不正に利用したと判断し、最大25万ユーロの罰金が科される可能性があります。判決はまだ確定していません。
この件、ちょっと謎めいていますよね。ベストセラーに似ている本を Amazon が売っていることに対して、訴えを起こして勝ったということなんですけれども、Amazon だけで売っていたんですかね。AI 電子書籍の話なのかな。ちょっと不思議な気がします。
AIエージェントがネット通販を変革/「AIエージェント」登場でネット通販激変 〝アマゾン飛ばし〟でビジネスモデル崩壊も(産経新聞:産経ニュース)
LINEヤフーは、通信アプリ「LINE」を通じて利用できるAIサービス「Agent i」を10月に提供開始予定と発表。AIエージェントは、買い物を支援し、ユーザーの好みに合った商品を提案する。これにより、大手通販サイトの優位性が薄れ、メーカー直販や小規模サイトに商機が生まれる。アマゾンはAI開発で遅れを取り、競合他社がその隙を狙っている。




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