週によって結構ジャンルのかたよりが出ますね。コメント書くの、AIが一番重いですね。向き合うのを逃げる記事も多いですが、やっぱりちゃんと読まないとわからないのも多く。勉強になるということなんですけど。苦手です。
AIによるコンテンツの収集と学習
AI企業に対する訓練データ開示を求める10,000人の署名/10,000 sign petition demanding legislation on AI firms to disclose training data(The Bookseller)

10,000人以上の署名が集まり、AI企業に対して訓練データの開示を求める法整備を求める請願が行われた。署名者は、書籍業界の専門家を含む多くの人々で、AIの透明性と倫理的な使用を促進するための取り組みを支持している。この請願は、AIの影響が広がる中で、業界内での責任ある行動を求める声が高まっていることを示している。
ペイウォールに阻まれ関連の記事もなく、という状態でこれ以上わからないのですが、訓練データが開示されることでの不利益を産むこともあろうかという懸念が浮かんでくるのでございます。
フランスメディア、GoogleのAI記事要約に対抗措置を要請(reuters.com)
フランスの新聞・雑誌を代表する団体が、GoogleのAIによる記事要約が読者を奪っているとして、競争監視機関に対策を求めた。団体は、Metaに対する支払い計画の決定を参考にするよう求めている。Googleは、フランスのプレス記事を無断で使用したとして過去に500百万ユーロの罰金を科せられた。団体の会長は、AIがメディアコンテンツに基づいていることは重要な価値を持つと述べ、出版社はその価値の共有を求めていると強調した。
過去の罰金は訴訟ですよね多分。その時に今後のルールの話はなかったのでしょうかね。無断使用と記事要約の話は別といえば別か。。
出版に関わるAIサービス・提携ビジネス
AIが古代中国文学の新たな章を開く/How AI is helping to open a new chapter for ancient Chinese literature(South China Morning Post)

古代中国の文献に関する作業は長年にわたり困難でしたが、人工知能(AI)がそのプロセスを変えつつあります。中国は古代作品のデジタル化を進めており、大学や企業、ボランティアが参加する全国的な取り組みが行われています。2022年に発表された「Shidian Guji」は、7万以上の古代作品を収録したオンラインデータベースで、一般に公開されています。このデータベースは、古典作品の整理や検索、読み取りを支援するツールを提供し、伝統的な科学作品のコレクションも発表されました。
こちらも学習には違いないですがアカデミックな取り組みですね。テキストもそうですが博物館が所蔵しているようなものも対象になるのでしょうね。
スマートニュース、AI地図アプリ「Wanderland」iOS版を提供開始 | Media Innovation / デジタルメディアのイノベーションを加速させる(Media Innovation)

スマートニュース株式会社は2026年8月10日、AIを活用した地図アプリ「Wanderland」のiOS版を提供開始しました。このアプリは日本全国のスポット情報を地図上に統合し、飲食店や公園、博物館などを可視化します。ユーザーは地図を通じて見どころを把握でき、登録したカテゴリーに基づいてAIがガイドを提案します。また、ユーザーは訪問したスポットのレポートを投稿し、ポイントを貯める仕組みもあります。アプリは無料で、App Storeから利用可能です。
ああ、スマニューが。スマニューが、かー。ポケモンGO的なものがこのような機能を取り込んでいったり提携したり、の方向になるのかなと思っていましたが。スマニューか。
中古書籍の販売が急増中、AIが影響か?/Secondhand book sales are booming. Is it because of AI?(bbc.com)

最近、中古書籍の販売が急増しており、書店は大量の注文を受けている。特にカナダの企業からの一度の注文が通常の1週間分に相当することもあり、書店主はAIの影響を疑っている。米国の裁判所がAIのトレーニングに中古書籍を使用することを合法としたことが背景にある。書籍が破棄される可能性もあり、書店主たちはそのことに懸念を抱いている。AIのトレーニングには多様なテキストが必要とされ、特に珍しい書籍が求められているという。
先週も、オランダの古書店にいきなり知らない顧客から3000冊の注文リストが入ったというニュースをご紹介しましたが。表に出ていない注文が多々あるであろうことは間違いないでしょうから、出版社に対しては無償のコンテンツによる学習は続いているわけです。選書もしていると。
AIと著作権・その他
AIと出版:作家のためのFAQ/AI and Publishing: FAQ for Writers | Jane Friedman(Jane Friedman)

AIと著作権に関するFAQが提供されており、特に米国の法律に基づく情報が中心です。AIを使用して生成されたテキストの著作権については、AIの関与度や人間の役割によって異なるとされています。完全にAI生成されたテキストは著作権を主張できず、プロンプトのみでは著作権が認められません。また、AIを使った翻訳やカバーアートについても言及されており、AIの使用が著作権に与える影響についての理解が求められています。
長いですが、これは読んでおいた方がいいやつなのではないかと思います。
AI生成ストーリーが人間の作品を上回る/AI-Generated Stories Outperform Human Writing(The Self-Publishing Advice Center)

最近の研究によると、AIが生成したストーリーは人間が書いたものよりも高い評価を受けることが示されました。Villanova大学の研究では、1600人以上の読者がAIと人間の作品を区別できず、特にAIに詳しいと自認する人々は、より正確に区別できることがわかりました。興味深いことに、参加者はAI生成のストーリーに高い評価を与えました。この結果は、創造性が商業的な成功を収めることが難しくなっていることを示唆しています。
このテーマの研究レポートがあちこちから出ていますね。AIに詳しい人が区別できるのは、AIとの接触が長くて彼ら特有の表現の「におい」を嗅ぎとれるのかもしれませんね。今の世相を見ると人間の創造が商業的に不利になるというよりかは、AIが混じり混む小説なんてもう読まない!という声が大きいのがフィクションの地盤沈下にならないかが心配です。
AI支援原稿の編集を経て契約を見直した編集者の考察/After Editing Two AI-Assisted Manuscripts, I Rewrote My Client Agreement | Jane Friedman(Jane Friedman)

編集者のメアリー・コールは、AI支援の原稿を編集した経験から、編集者が直面する新たな課題と契約の重要性について考察しています。AI生成の作品は、著者の声を欠いており、編集者は通常の編集作業とは異なる創造的な決定を強いられることが多いと述べています。コールは、AIを使用した原稿には追加の料金を設定し、クライアントに対してAIの使用を開示することを求める新たな契約条項を導入しました。これにより、編集者は自身の作業の範囲を明確にし、適切な報酬を得ることができるとしています。
なるほど、プロ編集者がAI原稿を引き受けた場合、編集ではなくて本人のリライトになってしまい工数が増える、と。それは確かに別の仕事です。色々出てくるですよねえ。とても示唆に富む、というかここそこで既に起こっているのでしょう。サラリーマン編集者とプロ編集者では立ち位置も条件も違いますしね。
AIに書かせた文はバレる時代へ。EU AI法にClaudeも対応、編集しても残る見えないテキスト透かしを導入 | テクノエッジ TechnoEdge(テクノエッジ TechnoEdge)

Anthropicは、AIモデルClaudeが生成する文章に電子透かしを導入する計画を発表しました。この透かしは、EU AI Actに基づき、AI生成物に印を付けることを義務化する内容に対応するものです。透かしは文章全体の単語選びに基づいており、目視で確認できないため、生成された文章がClaudeによるものであるかを判定する手助けとなります。GoogleのSynthID-Text技術も類似の目的で使用されていますが、透かしの詳細や検出手段については今後公表される予定です。
早速透かし消しのテクニックが出回っているとかいないとか。でもグレーのグラデーションのどこに線引きするかって難しいですよね。あとさClaudeの透かし消すためにロンダリングでChatGPTに依頼するとかさ。すいませんネタをおもちゃにして。
SMU大学院生、AI使用疑惑で200万ドル超の出版契約を失う/SMU student loses book deal worth over $2 million after allegations of AI use(KERA News)
南メソジスト大学の大学院生ジェリー・ファラデは、AIを使用して書いたとの疑惑により、200万ドル以上の出版契約を失った。ファラデはSNSで無実を主張し、出版権はミノタウルブックスが競争入札で獲得した。出版エージェントは、AI使用に関するファラデの回答が矛盾していたと述べている。出版業界ではAI使用に対する疑念が高まっており、著者や出版社の間に不信感が広がっている。著作権局は、AI生成コンテンツの著作権についての報告を発表しており、今後の法的な議論が必要とされている。
先週もご紹介したトピックスですが、別ソースの続報です。結局裁判はAIチェッカーが握る!?このあたりも論点だらけですね。でもなんかあたしゃもう、どうでもよくなってきましたYo。
AIで声優の声を再現したら違法? 法務省が示した「声の権利」と生成AIの境界線(エコノミックニュース)

法務省の検討会が生成AIによる肖像や声の無断利用に関する143ページの報告書を発表。声もパブリシティ権の保護対象とし、AIによる音声生成が権利侵害となる可能性を示唆。声優や歌手の表現者業界からは危機感が高まっており、無断生成された声の問題が提起されている。報告書は、声の無断利用に対する法的根拠を整理し、具体的な違法性の境界線を示す内容となっている。
AI音声クローニング市場の規模・シェア・動向分析および2026~2036年の予測(japan.cnet.com)

人工知能音声複製市場は、2025年に18億8,000万米ドル、2036年には903億8,000万米ドルに達すると予測され、年平均成長率は42.20%と見込まれています。市場の成長は、AIや深層学習技術の進展、個別化されたデジタルコミュニケーションの需要増加に支えられています。特に、娯楽、顧客対応、医療、教育など多様な分野での技術採用が進んでおり、企業は効率的な顧客体験を提供するためにAI音声技術を導入しています。
デジタル合成音声全体のことをいっているのか、それとも特定人物の声を学習したやつの話でしょうかね。わかんないけど成長するのね。数年前音声合成ソフトの会社の株買ったのに全然だったので売っちゃったよ。見切り早すぎたかなあ?
AI音声「ディープフェイクボイス」は見破れるのか 「30秒」で本人生成も 日本音響研究所が語る鑑定技術(AERA DIGITAL)|dメニューニュース(topics.smt.docomo.ne.jp)

福岡県議会の金銭授受疑惑に関連し、AIによる音声合成技術が注目されている。専門家によると、30秒の音声サンプルで本人そっくりの声を生成可能で、音声の真偽を見極めるためには、声質や環境音などを総合的に解析する必要がある。AI音声の悪用が懸念される中、法整備の重要性も指摘されている。
どこにおいてもハッキングと防衛の2極でせめぎ合っているわけで。
Spotify、AI生成アーティストをおすすめから除外へ 9月に新ラベル導入(CNET Japan)

Spotifyは、AI生成アーティストを識別しやすくするために「AI Persona」ラベルを導入すると発表した。このラベルはアーティストのプロフィールや楽曲に表示され、AIアーティストをフォローしない限り、パーソナライズされたレコメンドから除外される。アーティストは「Spotify for Artists」を通じてAIアカウントを自己申告でき、Spotifyが審査を行う。リスナーはAIでないかと疑われるプロフィールを通報でき、異議申し立ても可能。これは、AIと人間のアーティストを見分けるためのSpotifyの取り組みの一環である。
音楽は、こうするそうです。



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