今週のトピックス
暑いですね。
暑いので空白をお届けしました。
オーディオブック・音声メディア・合成音声
オーディオブック利用率9.6%に拡大、利用意向層は20.9%(Audiostart News)

インプレスが2026年7月23日に発表した『電子書籍ビジネス調査報告書2026』によると、オーディオブックの利用率は9.6%に達し、利用意向を持つ人は20.9%に上ることが明らかになりました。デジタルパブリッシング市場は2025年度に約9300億円に達すると予測されています。
電子書籍ビジネス報告書発の記事も流れてきます。足下の環境の悪さがね、ギャップを感じざるを得ない。そうだ検索のことも調べようと思ってやってなかった。
TTSモデルの「本当の実力」を暴く!ストリーミング発音精度ベンチマーク公開(Audiostart News)

音声AI企業Asyncが公開した「TTS Pronunciation Benchmark」は、商用ストリーミングTTSモデルの発音精度を初めて体系的に評価したものです。Async Flash v1.0が88.6%のユニットレベル精度を記録し、次点モデルに20ポイント以上の差をつけて首位に立ちました。特に、テキスト正規化能力が重要視され、Asyncはリアルタイム会話においても高精度を実現しています。
マッチポンプといいますけれどマッチもポンプも伝わるのかな、とも思います。それはいいとして、「数字・日付・通貨・URLなどの非標準テキストをどれだけ正確に読み上げられるか」というテスト方法がなかなかやな感じでいいですね。
ラジオもポッドキャストもオーディオブックも——AIが音声メディアを塗り替える | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)(forbesjapan.com)

人工知能(AI)が音声メディアに与える影響について、オーディオブック、ラジオ、ポッドキャストの各分野での事例を紹介。AIによる朗読が従来の人間の朗読を上回るエンゲージメントを示す調査結果や、AIがラジオ局での自動化を進める様子が述べられている。また、ポッドキャスト制作におけるAIの利用が増加していることや、リスナーの反応についても言及されている。
要約の通りで、AIと音声メディアについて様々なアプローチで述べられています。先週の記事でご紹介した、人間のナレーターと AI ナレーターを比べて AI が勝った、というエピソードも多分ソースは一緒ですね。いや、これ本当に面白かったですね。また、ポッドキャストの相当数が AI 音声というのも驚きです。日本ではそこまでじゃないと思いますけどね。
「Audible」26年新作ラインアップ発表 国内制作40%増、音声で広がる読書市場(日経クロストレンド)

Amazonのオーディオブックサービス「Audible」が2026年の新作ラインアップを発表し、国内制作作品数が前年比で40%増加したことを明らかにした。発表会では、人気作家の新作やAudibleオリジナル作品の拡充、韓国ドラマのオーディオブック化などが紹介された。また、Audible利用者は読書時間が増えたと回答しており、今後はベストセラーや受賞作のオーディオ化を進める方針が示された。
既視感がすごいですね。それもそのはず、既視だからです。それにしても、なんで2ヶ月ずらしたのでしょうね?謎です。
スウェーデンのオーディオブックサービスBookBeat、成長を維持する方針(publishingperspectives.com)

スウェーデンのオーディオブックサービスBookBeatのCEO、ニクラス・サンディン氏は、新たな市場への拡大に目を向ける業界の多くのプレイヤーに対し、既存のヨーロッパ市場での機会を最大限に活用することに専念する意向を示しています。
いろいろ書いてありますが、着実に成長している一番の理由が、あまりはっきりと見えないような。「カイゼン」を続けること、ということでしょうか。ドイツとポーランドが主戦場とのこと。
英国の子供の半数がオーディオブックやポッドキャストを聴いている/NLT study shows nearly half of children in the UK listen to audiobooks and podcasts(The Bookseller)

英国の子供たちの約半数がオーディオブックやポッドキャストを聴いているという調査結果が発表されました。この調査は、子供たちの読書習慣やメディア消費に関する重要なデータを提供しており、出版業界にとって注目すべき情報となっています。
ElevenLabsの6分の1の価格で笑い・ささやきも自在——Fish Audio、創業1年でARR21億円に(shiritomo)

音声AIスタートアップのFish Audioが、5200万ドルのシード資金を調達し、創業1年で年間経常収益2100万ドル、ユーザー数800万人を達成しました。新モデル「S2.1 Pro」は、5秒の音声サンプルから声をクローンし、83言語に対応。価格は競合ElevenLabsの最大11分の1で、8月末まで開発者向けに無料公開中です。
後発の方が開発コストがかからないのは世の常なのでしょうが。「ElevenLabsの6分の1の価格で笑い」って読めちゃって悪いな、って思ったです。
「おとぎ話本読んでくれる乗組員姉」…韓進グループ5社の航空会社が声の才能を寄付しました – MK(매일경제)

大韓航空を含む韓進グループの5社が、声の才能を寄付するキャンペーン「ベッタートゥモロスタジオ」を実施。航空会社の職員が童話本を録音し、視覚障害児童や多文化家庭の子供たちに配布するオーディオブックを制作。英語学習用のオーディオブックも新たに追加され、地域社会への貢献を目指している。
コンテンツが収録された再生機器を配布するという試みとのこと。素敵。タイトルの翻訳、ちょっと不思議な感じのワーディングですけど、声の才能を寄付って、ちょっといい感じよね。
電子書籍・デジタルメディア
『電子書籍ビジネス調査報告書2026』関連をご紹介
電子書籍市場は前年比2.1%増の6846億円 『電子書籍ビジネス調査報告書2026』7月28日発売 新たにデジタルパブリッシング・コンテンツ市場規模を算出 | インプレス総合研究所(research.impress.co.jp)

株式会社インプレスは、電子書籍市場の調査結果を発表し、2025年度の市場規模が前年比2.1%増の6846億円に達したと報告しています。コミックが市場の87.8%を占め、成長は緩やかになっています。また、新たにデジタルパブリッシング・コンテンツ市場を約9300億円と算出し、BtoBやCtoC市場も含めた分析を行っています。
2025年度電子書籍市場、前年度比2.1%増の6846億円に – 新文化オンライン(新文化オンライン – 出版業界唯一の専門紙)

インプレスが7月28日に発表した『電子書籍ビジネス調査報告書2026』によると、2025年度の電子書籍市場は6846億円に達し、前年度比で2.1%の増加が見込まれている。
電子書籍の市場規模は前年度増も 不振・停滞のニュース続々 #エキスパートトピ(河村鳴紘) – エキスパート – Yahoo!ニュース(Yahoo!ニュース)

インプレスの発表によると、2025年度の電子書籍市場規模は6846億円で前年度比2.1%増とされるが、最近は市場の不振や停滞を示すニュースが多く見られる。特に、めちゃコミックの最終赤字やKADOKAWAの決算不振が報じられ、電子書籍市場の成長鈍化と勝ち組・負け組の二極化が進んでいる。大手プラットフォームの影響力が強まる中、中規模の電子書店が減少し、出版業界のリスクが高まっている。
激変する市場のトレンドと次世代ビジネス戦略 ーー「電子書籍ビジネス調査報告書2026」から(kokuchpro.com)

2025年度の電子書籍市場は前年度比2.1%増にとどまり、成熟期に入っています。本セミナーでは、7月28日発行の『電子書籍ビジネス調査報告書2026』に基づき、市場の最新動向や新たなビジネス戦略を解説します。音声やBtoB、CtoC領域を含む新指標「デジタルパブリッシング・コンテンツ市場」や、IP展開、生成AIへの対応など、次世代のトレンドを紹介します。
8月31日にインプレス総研『電子書籍ビジネス調査報告書2026』についてのウェビナーやります|飯田一史(note(ノート))

8月31日にインプレス総研の柴谷さんと共に『電子書籍ビジネス調査報告書2026』に関するウェビナーを開催します。激変する市場のトレンドや次世代ビジネス戦略について議論します。報告書は約10万円ですが、セミナーは無料で参加可能です。
成熟期ってなかなかの大人語だよな、と思います。そのあとは、衰退期、あららとなって転換・再生期で景気は循環、するのかいな。。
東大教授「便利と引き換えに脳が退化する」…紙の本にあって電子書籍にない脳を鍛える”たった一つの要素” | プレジデントFamily Online | プレジデントファミリー オンライン(PRESIDENT Family Online)

紙の本と電子書籍では脳の働きに違いがある。紙の本は、書かれている内容だけでなく、厚みや手触り、装丁などの情報も無意識に記憶し、思い出す手がかりとなる。一方、電子書籍は視覚的・触覚的な情報が乏しく、必要な情報を見つけるのに時間がかかる。学術書や小説の体裁も電子書籍では一様に表示され、読書体験が異なることが指摘されている。
めちゃくちゃ説得力あるのでギャフンでございます。モニタで見て気づかなかった誤植がプリントしたら見つかる謎、とかは自分も経験がありますし皆さんもありますよねえこれは。いやはや、そんでこの記事をオンラインで読んでご紹介するというね、ねえ。
AI書籍がアマゾン市場シェアを拡大/Study: AI books gain Amazon share as catalog outpaces revenue | AI Weekly(AI Weekly)
アマゾンにおけるAI著作のフィクションは、売上の伸びに対してカタログの成長が著しく、シェアが拡大していることが示されています。研究チームは、14,419冊の自己出版されたジャンルフィクションを分析し、AIテキストが25%以上含まれるタイトルは全体の20%を占めるものの、売上の12.1%しか得ていないと報告しています。また、Kindle Unlimitedでのタイトル数が多いジャンルでは、非AI書籍の売上シェアが小さくなる傾向があることも指摘されています。
誰でも発表できる時代になったのは結構なことですが、書いているのはAIというわけですからね。
電子書籍は「隣」に目を向ける時代に(ichiiida.theletter.jp)

電子書籍市場は前年比2.1%成長を遂げたが、コロナ特需後の新規顧客獲得コストが高騰し、プロモーションコストが増加している。ドイツやフランスでは新刊の定価販売が法律で定められており、日本でもルール設定の必要性が議論されている。各社はオリジナルマンガ制作に注力し、海外市場への展開も模索しているが、停滞感が漂う。
電子書籍ストア『Reader Store』の総合IPストア化プロジェクト、始動。『コミックROLLY』を統合、専門フロア化とグッズ販売で新スタイル書店に(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)

電子書籍ストア『Reader Store』の総合IPストア化プロジェクトを開始します。第1弾として、コミックアプリ『コミックROLLY』を2026年9月1日に統合し、専門フロア「話&タテコミック」を新設。約1万2,000点以上の作品を拡充し、関連グッズ販売も行います。移行手続きにより、ユーザーは購入済みの作品を引き継げます。
なんか始まってますよ。突然どうしたのでしょう。Reader Storeってね、もう響きがたまらんですね初代の端末持っていましたよ。
企業図書大賞 2026(上半期) powered by Sharelot(sharelot.jp)
企業向け電子書籍サービス「Sharelot」は、2026年上半期に多くのビジネスパーソンに読まれた本をランキング形式で発表しました。社員教育やリスキリングに役立つ書籍が多く選ばれ、思考法やリーダーシップ、AI活用などのテーマが注目されています。部門別ランキングもあり、ビジネススキルだけでなく、教養や実用書も含まれています。
わーいわーい。
児童・生徒向け電子図書館サービスの検索キーワード1位は「恋」|飯田一史(note(ノート))

児童・生徒向け電子図書館サービスでの検索キーワード1位は「恋」であり、男子もこのテーマに関心を持っていることが示されています。現実の書店や図書館では「恥ずかしい」と感じて手に取れない本も、電子書籍なら気軽に読むことができるため、他者の視線が読書の障壁となっていることが浮き彫りになっています。
でも随分なビッグワードなんだなあ。ランキングにするとそうなるのか。逆に思っちゃうんですけれども、このように裏側でデータが取られているんだよなと思うと、うっかりやばい言葉で検索しにくくなりますよね。もちろん個人情報としては取られないと分かっているとはいえ、やっぱりね、思います。子供の頃に、友達の辞書に、エッチな言葉に蛍光ペンで印をつけたりするいたずらがありましたけれども、今だったら電子辞書に付箋機能をつけたり、そんなことになっているんですかね?
【出版社48社が参画】掲載作品が6,000冊を突破 小中学校向け読み放題型電子図書館「Yomokka!」(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)

株式会社ポプラ社が提供する小中学校向けの読み放題型電子図書館「Yomokka!」の掲載作品数が6,000冊を超えました。47社の参画出版社とポプラ社の作品を揃え、子どもたちの多様な興味に応えることを目指しています。「Yomokka!」は、朝の読書タイムや授業での活用が可能で、エンターテインメント作品から教科書に掲載されている本まで多彩なラインナップを提供しています。
今週は電子図書館系のリリースが多いですね。何なんでしょうね。あまり期とは関係ないタイミングですけれどもね。
IP創出に挑むエンタメ企業図鑑④|出版・Webtoon・電子コミックで世界に挑む注目企業5選 めちゃコミック、TOブックス、アルファポリス、コミスマ、NHN comico | gamebiz(gamebiz【ゲームビズ】)

近年、漫画や小説を起点としたIPビジネスが進化しており、出版社は単なる本作りからIPを長期的に育成する企業へと変化している。この記事では、電子コミックやWebtoon分野で注目の5社、めちゃコミック、TOブックス、アルファポリス、コミスマ、NHN comicoを紹介。各社は独自の強みを持ち、国内外でのIP展開に取り組んでいる。
こんな人に向いている、の部分が
・Webtoon制作に携わりたい人
・海外展開を意識したIPを育てたい人
とかだったので、え?就職転職向け記事?って思ったらそうでした。面白い。
メディアドゥ、電子書籍流通事業の成長で1Q増収 営業利益は減益となるも、期初想定を上回る(minkabu.jp)

メディアドゥ(3678)は2027年2月期第1四半期の決算を発表し、売上高は前年同期比4.1%増の270億7,000万円となったが、営業利益は32.6%減の4億4,000万円となった。増収は電子書籍流通事業の成長によるものだが、利益率の高いサービスの終了やシステム開発投資が影響し減益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は84.2%減の1億2,000万円で、Seven Seasの買収費用が影響した。
みんかぶに出しているのですね。セブンシーズはこれからだと思いますが、中心の電子書籍の流通は堅調とのことです。ここなあ、保たないとなあ(主語は不明です)。
カードサイズの電子書籍リーダー「Boox Picco」発表 | ギズモード・ジャパン(ギズモード・ジャパン)

電子インク端末のBooxが「Boox Picco」を発表しました。3.97インチの画面はラインナップの中で最小で、トランプカード程度の大きさです。フロントライト付きの白黒画面で、microSDカードスロットも搭載。カスタマイズされたAndroid OSを採用していると考えられ、KindleやKoboなどのアプリが使用可能です。発売日や価格、日本市場での展開は未定ですが、Piccoは新シリーズTileの第1弾プロダクトとなる予定です。
端末のご紹介は久しぶりですね。トランプサイズとはね、スマホとバッティングするサイズってどういう狙いなんでしょう。もちろんスマホは気が散るから専用端末というのはわかるんですけどね。ちょっと不思議な感じ。
カクヨム10周年記念「カクヨム100名作」公開(group.kadokawa.co.jp)

カクヨムは誕生から10周年を迎え、これまでの60万作品の中から厳選した100作品を「カクヨム100名作」として公開中。特に『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』のロケット商会さん、『異修羅』の珪素さん、『ある魔女が死ぬまで』の坂さんの3名の作家を招き、デビュー当時の心境やアニメ化の裏側、カクヨムが選ばれ続ける理由について語られた。
10周年おめでとうございます。



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