はい、本日はAIなんですけど、AIって全方位ですからねえ。学習の被害とコンテンツでのビジネスと、AI創作系と、って、まとめられないけど一応意図としてはそういう感じです。
AIによるコンテンツの収集と学習
米出版社と作家、グーグルを提訴──Gemini学習で数百万冊を無断利用か(sbbit.jp)

米国の主要出版社3社と著名作家が7月10日、米グーグルを著作権侵害でニューヨーク南部地区連邦地方裁判所に提訴した。
出版社がGoogleを著作権侵害で提訴/Book publishers sue Google for copyright infringement over Gemini AI training(the Guardian)
大手出版社がGoogleを提訴し、同社がGemini人工知能モデルの構築に際して数百万冊の著作権書籍を不正に使用したと主張しています。この訴訟はニューヨークの連邦裁判所に提出され、Hachette Book Group、Cengage Learning、Elsevier、著名な作家スコット・トゥーロウが原告となっています。訴状によれば、Googleは著作権のある書籍を許可なくコピーし、AIトレーニングに利用したとされています。
Googleに対する著作権侵害訴訟/Publishers File Novel, Winnable AI Suit, Alleging Google Raided Google Books and Play Files to Train Gemini – Publishers Lunch(Publishers Lunch)
金曜日、3つの出版社がニューヨーク南部地区でGoogleに対して訴訟を提起しました。彼らは、GoogleがGoogle BooksやGoogle Play電子書店、Google Scholarなどのプログラムから著作物を不正にコピーし、Gemini AIモデルの初期バージョンを訓練するために使用したと主張しています。
しばらく続きますねこれは。もう、しっかりチェックはしなくなっちゃいましたが(おい)だって多分おんなじ話だよねそうですよね。出版社としては過去の精算だけではなく今後の取引の条件にも関わってくるという認識なのでしょうね。私としてはこの流れや認識を日本でどうつながっていけばよろしいのかに軸足を置いていきたいと思います。オープンな情報がね、ねえんですけどね。
AIはWebを食べ尽くしたあと、次は本棚を食べ始める?|フォレスト出版(note(ノート))

ドイツやスペインの古書店で、AIによる大量注文が相次いでいる。特にカタルーニャ語の専門書がまとめて注文される事態が発生。これはカナダの企業ズーム・ブックスによるもので、AIの学習データのために本を裁断してスキャンする疑惑が浮上している。ズーム・ブックスは否定しているが、類似の事例が過去に存在し、著作権訴訟に発展したこともある。
フォレスト出版さんのnoteを紹介。はい、このズーム・ブックス件は元ネタをご紹介していましたが真偽のほどはさておきそのようなことが一方で起きていても全くおかしくないというか、ここかどうかはともかくもうガンガンやっちゃってませんか?という話だと思います。
ChatGPTのAIクローラーは比較サイトの口コミを人間の約17倍読んでいる、LANYが「ITトレンド」940万件のログを分析 | Media Innovation / デジタルメディアのイノベーションを加速させる(Media Innovation)

株式会社LANYは、法人向けIT製品比較サイト「ITトレンド」の940万件のアクセスログを用いて、ChatGPTのAIクローラーの行動を分析したレポートを発表しました。調査によると、AIクローラーは人間の約17倍の割合で口コミや製品情報にアクセスしており、特に第三者目線の情報が重視されていることが明らかになりました。
そりゃプロがやればそうなるわよ、っていう話なんでしょうけど。先週ご紹介した記事でもありましたけどね、やはり彼らは基本的にポジティブが好きなので、商品の長所中心に勧めてくるとかもあるでしょうしね。レビューもステマとかとにかく叩く人とかあるけどさ、さらっとした感想がリアルだったりね、スペックだけじゃあないからなあ、って情緒的なことを思ってしまいます。
情報空間の地政学:AIエージェントが広告を素通りし、Webに「料金所」が立つ日|yutaTe(note(ノート))

Webトラフィックの過半数がAIエージェントによるもので、広告を無視して最適な商品を自動で購入する時代が到来している。Cloudflareの「Monetization Gateway」により、AIがデータを取得する際に通行料を支払う仕組みが提案されている。この変化は、Webの経済モデルを根本から変える可能性があり、AIエージェントが支配する効率的な世界が人間の自由な探索を脅かす懸念も示されている。
AIのクローラーが広告に該当する情報にアクセスしたら広告をしっかり学習して、クリックしたものとして広告主にチャリンと入るとかできない?意味ない?おかしなこと言ってます(言ってます)?
AIクローラーでインターネット経済がぶっ壊れるかもしれない話|フォレスト出版(note(ノート))

Cloudflareによると、2026年にはWebサイトへのアクセスの57%が自動化された通信、つまりbotによるもので、人間は43%にとどまる。AIの登場で、従来の検索エンジンとの関係が崩れ、コンテンツ制作者への収入が減少する恐れがある。AIは情報を読み込むが、読者を送り返さないため、コンテンツの価値が変わりつつある。CloudflareはAIクローラーへの課金制度を導入し、コンテンツの実際の利用に基づく対価支払いを目指している。
はい、こちら先日くどいほど紹介した件です。この辺りの話は国境超えて話進むのかな。とにかく話題として出たものは粘着に拾っていこうと思っております。
AIが引用する日本のドメインで、noteが2位に【Ahrefs調査】|note pro公式 | 法人オウンドメディアをかんたん、すぐに立ち上げ(note pro公式)

SEOツール「Ahrefs」の調査によると、noteが日本の生成AIに引用されるドメインで2位にランクインしました。これは前回の5位からの急上昇で、YouTubeに次ぐ順位です。企業が一次情報を発信する場としてnoteへの注目が高まっており、AI検索を通じて多くの読者に情報を届ける企業の事例も増えています。
書名で普通の検索かけた場合とAIoverviewした場合とどこがどういうふうに表示されるのか見てみたんですよ。何点かピックアップして。そうしたらnoteとflierの存在感があるんですよね。一方でアフィリエイトは元気がないなんてことがいわれていますが、アフィリエイトをやるならnote、みたいに収斂されていくのかな、実際宇宙兄弟の例も出ていますしね。
豪、AIの著作物学習規制へ 作家や音楽家の所有権保護 国家基準策定表明:朝日新聞(朝日新聞)

オーストラリア政府は15日、人工知能(AI)に関する新たな「国家基準」を策定すると発表した。この基準は、芸術作品やニュース記事などの著作権保護を中心に、許可なく著作物をAIの学習に利用することを規制する内容である。
豪州、AI規制法制化へ 著作権保護など柱 首相「事実上の窃盗」:朝日新聞(朝日新聞)

著作権保護を中心に、権利者の許可なく著作物をAIの学習に利用することを規制する方針で、来年初めに関連法案を議会に提出し、成立を目指す。政府は著作権者に対して強力な保護措置を講じる意向を示している。
過去の立件と、政治の動きと、民間の対応(クラウドフレア等)とそれぞれの動きがありました。
出版に関わるAIサービス・提携ビジネス
英独立系出版ブルームズベリー、AIライセンスで「新たな魔法」を発動。『ハリー・ポッター』も顔負けの収益源となるか | Business Insider Japan(Business Insider Japan)

ブルームズベリー・パブリッシングは、AIライセンス収入とアカデミック部門の成長により、通期業績予想を維持。調整後利益は4990万ポンドを見込む。AI企業とのパートナーシップを通じて新たな収益源を確保し、コンシューマー部門も新作の発売を控え期待が高まる。ブルームズベリーは、AIライセンスを通じて古い知的財産を新市場で活用する方法を模索している。
はい、これまでメディア系の出版社が多かったですがバラエティが出てくることを期待いたします。それぞれの会社が単身アライアンスを組んでいるのかなあ、その辺がなあ。教えて欲しいの。
書籍×AIサービスで専属コンサルに業務の悩みを相談したら、短時間でアウトプットを出せた話📚|ブクレバ広報📕(note(ノート))

ブクレバ広報が、書籍データを基にしたAIサービス「Bookleverage」を活用し、業務の悩みを解決するプロモーション案を考案。特に、書籍『付加価値のつくりかた』を参考にし、付加価値を生み出す方法を具体的に示す。AIを通じて、迅速に知識を得ることができ、業務に即した提案が可能になる点が強調されている。
ブクレバ広報noteさんがまめに掲載書籍の体験レポ(?)。そうですね、こう使うというイメージが浮かびにくいというか自由度がありすぎるのでいいですよね。
【北米エンタメニュースまとめ番外編】生成AIチャットボットの進化|libro(note(ノート))

生成AIとの会話を通じてキャラクターや物語作成を楽しむサービスが進化し、市場を拡大しています。特に、Character.aiが新たに(c.ai)シリーズを発表し、スタジオ制作のマイクロドラマを提供するなど、マネタイズの可能性が高まっています。これにより、ショート動画市場への参入も期待されています。
Tiktokの投稿側のUIをはじめてみた時、ああ、もうこれでいいんだ、これでできちゃうんだって驚いた記憶があります。雑インスタぐらいの感覚でアップするところから始められるわけですよ。いい方あれですけど。ご紹介されているサービスなども、AI慣れしている子供なんかはもう、空気みたいにできちゃうんだろうかいなあ。
デジタルツールが古典文献を解読/Digital tools unlock ancient texts(chinadaily.com.cn)

河南大学の農学部学生・徐恒さんは、AIを活用した古典文献データベース「Shidian Guji」で古代中国のテキストをデジタル化する作業に参加している。このプラットフォームは、ボランティアによる校正を通じて、古典文献のアクセスを向上させている。2022年の開始以来、約70,000冊の古典書籍がオンラインで利用可能となり、毎月240万人以上の訪問者を記録している。徐さんは、古典文学に興味を持ち続けており、Shidian Gujiを通じて、スキャン画像や検索可能なテキストを利用して文献を研究できることに感謝している。
アカデミックなDX利用。中国は少数民族の言葉もあるわけですが、AIに置いてけぼりをくらう可能性も高い、というかそうなってしまいますよね。そんなことも思いました。民俗出版社の皆様、お元気だろうか。。
その他AI関係
GMO熊谷氏、「コーディングはAIの仕事」を前提に「組織や業務を見直す」と表明(CNET Japan)

GMOインターネットグループの熊谷正寿氏が、グループAI変革最高責任者に就任し、AI戦略や業務変革を推進することを発表。熊谷氏は「コーディングはAIの仕事」とし、組織体制の見直しを進める意向を示した。
この記事、これに類する記事もあるのかな、とにかくえらく拡散されてましたね。相変わらずマッチョですねえ。ネット界隈では賛否出ているんでしょうね多分。でもこの議論がこのタイミングで出てきたのは意味があるというか、議論を一定量こなして前に進むべきトピックだと思いますね。
こういう「感想」だったら、AIにはつくれない!?『なぜあなたの感想はふつうなのか』|フォレスト出版(note(ノート))

大島育宙さんの著書『なぜあなたの感想はふつうなのか』は、独自の視点で感想を表現する方法を探る内容です。本書では、感想が薄くなりがちな現代において、洞察力や着眼点が重要であると指摘。特に「考察ブーム」や「自分の中の警察」を通じて、独自の感想を生む視点を提案しています。
今週はフォレスト出版さんのnoteを拾いまくっていますね。このエントリは特にAIとは関係ないんですけど、AI時代だからこそこの生身の「感想」というものが大事にね、なると思うですよ。一次情報が大事だといわれますが、視野とか立ち位置とか角度とかからきちんと対象を捉えるというのがとっても難しくなってきていると思うんです。三宅香帆さんの『「好き」を言語化する技術』もそうですよね。
OpenAIがAI内蔵ブラウザ「Atlas」終了へ、ブラウザの未来はどうなる? 【Media Innovation Weekly】7/13号 | Media Innovation / デジタルメディアのイノベーションを加速させる(Media Innovation)

OpenAIは、AIを中核にしたウェブブラウザ「ChatGPT Atlas」の提供を8月9日で終了すると発表しました。昨年10月にmacOS版として登場したものの、1年未満での撤退となります。プロダクト担当者は、Atlasの利用者から得た知見を今後の製品に活かす、単体のブラウザとして競争するのではなく、既存の環境にAI機能を統合する方向にシフトすることを示唆しています。
Atlasが発表された時、やはりそうなるかという思いといよいよこれからの時代についていけるかの分岐点になるかもなと思ったものでした。まさか一年もたないとはね、soraみたことか、ってまた蒸し返されているとかいないとか。codexをやたらとすすめてくるのはこの流れもあったのかなあ。エージェント型の目的別特化型ブラウザに分岐していくんだろうなあ。googleが、notebookLMあらためgeminiLMでしたっけ?繋がり保ちつつ持ち場がある、みたいになるのか。いやもうお腹いっぱいですよ。この週末はブラウザからclaudeを上限ギリギリまで使うウィークでした。ルーチン全然やってないよーnoteも更新忘れちゃったし。
AI主権とは何か?—「We Must Act Now」を企業経営に読み解く|Jun Ikematsu / 池松潤(note(ノート))

AI主権は、国産生成AIやデータセンターの保有だけでなく、企業が外部の影響を受けずに自らの目的や判断基準を持つ能力を指す。2026年に発表された「We Must Act Now」声明は、AIの急速な進化が経済に大きな変革をもたらす可能性を示唆している。企業はAIを利用しながらも、自社の判断基準を維持するための設計思想が求められ、特に判断主権を守るための具体的な施策が必要とされる。
出版に特化した話ではないですが、ギョーカイとしての判断だけでよかったこのギョーカイで、企業としての経営判断に迫られている今こそ必要な視点だと思います。私が何様の立場で物申しているかなんて、そんなこと小さい話でございます。すいません(気は小さい)。



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