めちゃくちゃ売れている本だということは知っていたのですが、どういう本なのかはまったく知りませんでした。
ずば抜けて売れている本には間違いなく理由がある。あらためて口にするとかなりに恥ずかしいのですが、それはそうだと思うんですよね、ああ恥ずかしい。
ということで、かなり遅ればせながらではありますが、しっかり売れた後に自分なりの答え合わせをしてみようと思い、読んでみました。
読み終わった感想としては、なにか懐かしい気持ちになりました。このような、物語や寓話の形で教えを伝えるタイプの本は、『チーズはどこへ消えたか』をはじめとして大ヒット作がたくさん生まれたフォーマットだと思います。相当読みましたよ。あの頃、私は若かったですよ。
直接語りかけるような構成ではなく、本書では「世界の果てのカフェ」の中で交わされるコミュニケーションを中心に、「人生にとって大切なこととは何か」というテーマについて会話が深まり、読者に考えさせる内容になっています。
お店の人とのコミュニケーションはかなりフランクで欧米か、な感じとかそれはもちろんご都合も大いにあるのは分かりますが、私などは少しそわそわもじもじしてしまう場面もありましたが、それも含めてどこか懐かしい気分で楽しく読むことができました。
そうか、こういうテーマはやはり普遍的なんですよね。切り口次第で、「いい話だったな」と感じながら、自分自身についても考えられるコンテンツは今でも十分に成立するのだなと、少しうれしくなった一冊でもありました。
最後のお楽しみとして、見ていなかったレビューも確認してみたのですが、やはり高評価でした。それも含めて、少し安心した一冊でございました。安心してもしょうがないんですけれども。

『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』
ジョン・ストレルキー (著) ダイヤモンド社



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