今週のピックアップ
新サービスが発表されるたびに荒れるanthropicですが、もちろん彼らだけではなく、お買い物エージェントという存在が既存のECに大きなインパクトを与えそうだという記事を見て、ということは〜、と考えてみたことを書きました。ダジャレのレベルがイマイチだからかあんまり読まれてないです。
こちらは、出版とAIのところでも紹介した、cloudflairの新しいCMSリリースの記事に反応して、ちょ待てよそうなると・・と考えてみたのをまとめました。
何かを訴えたいとかはそんなに意図していなくって、問題整理用にきのこちゃんと記事を素材に壁打ちして整ってきたらまとめるという感じです。深掘りというよりかはこの記事の意味するところはなんだろう?を自分の理解と見解として持っておきたいという感じ。
*この記事は私が業務上のチェック用にRSSで集めている記事の中からピックアップして、週いちコメントつけているものです。コメントは業務とは関係ございません。
デジタルブックトピックス:
オーディオブック・ポッドキャスト・音声関係
オーディオブック、アメリカ市場では電子書籍超え 「聴く本」の革新力 – 日本経済新聞(日本経済新聞)
日経の「聴くを磨く」シリーズ4本をご紹介。3月3日、耳の日に出版大手KADOKAWA、小学館、集英社がオーディオブックの合同体験イベントを開催した。登壇者は声優の解釈や作家とのコラボレーションを通じて、オーディオブックの魅力を語った。欧米では電子書籍を超えたというレポートも多いですが、日本でも広がりを見せているという話。でも、シェアでいうとまだまだに見えます。ジャンルにもよるのでしょうが。
「雑談」こそ輝くポッドキャスト 知名度より唯一無二の語りに夢中 – 日本経済新聞(日本経済新聞)
日経2本目。「ゆる言語学ラジオ」が3月の「ジャパンポッドキャストアワード」で大賞を受賞。このポッドキャストでは、人工知能(AI)に関する話題や言葉のマナーについて、2人のパーソナリティーが自由に語り合っています。パーソナリティのファンになる、というのが媒体の違いですね。オーディオブックはナレーターのファンになる、という入り方はあまりないと思われますし。ましてやAIボイスはねえ。
「会場まるごとヘッドホン」 イマーシブ音響、肥えた耳満たす – 日本経済新聞(日本経済新聞)
京都市嵐山の平成院で開催された「サイレントディスコ」では、参加者がヘッドホンをつけてDJのテクノミュージックを楽しんでいた。静まり返る中、参加者は軽やかに踊り、音楽に包まれる不思議な体験を満喫していた。むう。それでも集まるという意味は残るんかなそうなんだろうなあ。同時通訳イヤホン借りてセミナー参加するのと一緒か。そう考えるとシュールにすぎる第一印象はマイルドになるなあ。
4人に1人」難聴時代に備えを 進化する補聴器、AI活用しクリアに – 日本経済新聞(日本経済新聞)
スイスの補聴器メーカーヒヤリング・ディストリビュータ・ジャパンの中目黒店では、難聴を疑似体験できるブースが設置されている。言語聴覚士の中村利光による朗読音声が流れる中、高音域が聞き取りにくい状態を再現することで、健聴者でも難聴の感覚を体験できる。テクノロジーでこのような違う状況を体験できるって重要というのか、貴重なことというか、尊いことだと思うですよ。単純なやつでは、オモリをつけて太った状態のシミュレーションをするとか、ね。
Spotifyで本が購入可能に/You can now buy books on Spotify in the U.S. and the U.K. – Good e-Reader(Good e-Reader – The latest news on audiobooks, e-books, e-readers, tablets, and reviews.)

発表されていたニュースが、ついにローンチしたとのことで。「何に払うか」の意味がうっすら変わってくるかな。違う体験であることもありますからね、エンタメとかは。Spotifyが、米英国でBookshop.orgとの提携を発表しました。これにより、ユーザーは物理的な書籍とオーディオブックの間をスムーズに移動できるようになります。新機能「Page Match」は、印刷版、電子書籍、オーディオブックの間でシームレスに切り替えが可能で、ユーザーはどの形式でも読み進められます。このサービス利用でオーディオブックを聴く時間が明らかに増えるというエビデンスも出ているとのこと。
【耳で合格!ITパスポート】「勉強しよう」と思わなくても続く。移動時間の“聴き流し”が合格につながった理由|オーディオブック配信 audiobook. jp(オーディオブックJP)公式(note(ノート))

社員の資格取得やリスキリングが求められる中、オーディオブックを活用した新しい学習スタイルが注目されています。わかるんですが。耳学習の怖いところって、結構意識が飛んでいる時間もあったりする、ってことなんですよね。いいところは、そういう状態でも耳はオンになっているところなんですけどね。いや、矛盾はしてないです。
リスナーファーストの覚【オーディオブック演出論】|オーディオブック制作のための…(note)

オーディオブック制作において、リスナーの受け取りやすさを最優先にすることが重要。リスナーはむしろ感情豊かでわかりやすいコンテンツを求めています。どうかなあ自分は。あんまり減点評価で聞く感じはしないけどな。演技的なものを求められているかもという立ち位置の俳優さんとか声優さんとかは逆に悩ましいところかもしれないですねえ。
電子書籍・コミック・リーダー端末・アプリ
メディアドゥ通期決算、増収かつ経常・最終利益ベースで増益 – 新文化オンライン(新文化オンライン – 出版業界唯一の専門紙)

メディアドゥは4月13日に2026年2月期(25.3.1〜26.2.28)の連結決算概要を発表した。売上高は1085億3700万となり、増収を達成した。また、経常利益および最終利益も増益となった。そうか、もう結構前の話のように思えますがMyanimelistの売却ありましたね。
米国人の読書習慣に関する調査結果/Americans still opt for print books over digital or audio versions; few are in book clubs(カレントアウェアネス・ポータル)

「電子書籍やオーディオブックの人気が高まっているものの、依然として紙の本が大多数に読まれている」なんだかんだいってやっぱり読みやすいデバイスですもの。
出版とAI
AI時代の編集者―書籍は「コンテンツ」から「体験ビジネス」へ|Jun Ikematsu / 池松潤(note(ノート))

池松潤氏は、AIの進化により編集者の役割が変わると述べています。従来の「原稿を直す」だけではなく、作家の固有性を見抜き、読者との接点を設計することが求められる時代と述べます。全くその通りだと思います。個人的に同意の編集者は多いと思います。そうあることを目的とした環境づくりと視野づくり、組織づくりと人材育成まで成し遂げるリーダーと組織、あるいはそのようなリーダーを抜擢する決定ということなのかなあ。いや、ぼんやり終わらせているのはこのへん話し始めると、終わらなくなっちゃうですよ。
CloudflareがAIエージェント前提のCMS「EmDash」を公開、WordPressの牙城に挑む | Media Innovation / デジタルメディアのイノベーションを加速させる(Media Innovation)

Cloudflareは、AIエージェントによる操作を前提に設計されたオープンソースCMS「EmDash」のベータ版を公開しました。この新CMSはWordPressが抱えるセキュリティ上の課題を解決すると主張しています。技術的なところはですね、技術的なところは薄ぼんやりしかわからないわけなんですけれども、なんだかこのニュースには含むところというか、コンテンツについて示唆するものがあるというかそんな気がして冒頭の考察を書くに至った次第です。
地方紙各社 生成AIサービス事業の動き加速 – The Bunka News デジタル(The Bunka News デジタル)

地方紙各社が生成AIサービス事業の動きを加速させている。サービスは地方紙によって、まちまちですね。ローカルに結びつける事業ってなんだろう、考えるの面白そうに思えてきた。こういう、自分の仕事以外で壁打ち始めると逆に止まらなくなる傾向あり。
AI小説と判明し書籍化取り消し 圧迫される投稿サイトの新着欄 – 日本経済新聞(日本経済新聞)
有望な新人作家を発掘する小説投稿サイトで、AIを使った小説が賞を受賞し、ランキングを占める事態が発生。運営者はこの状況に対応するのに苦慮している。もう、プロンプト大賞にしてしまえばいいじゃないか、なんてすいません茶化しているわけではないんですけど、答えが見える感じがしない。高校生や大学生がロボットを作って戦わせるロボコンってあるじゃないですか。あれ表彰されるのはチームですよね。ロボットじゃない。それと一緒じゃないかなあって、違う?違うような気もする。
海外メディアにおけるAI活用の現状/海外メディアの AI 効率化事例。人間と役割分担はどうなる? | DIGIDAY[日本版](DIGIDAY[日本版])

AIはパブリッシャーの業務効率化や読者体験向上に活用されており、53%が社内チャットボット、音声からテキストへの変換、マルチメディア生成に利用している。AIを用いた自動翻訳サービスやAI生成音声で記事を読み上げる機能を開発したという事例が紹介されています。データ分析やコンテンツ管理にも活用、これはふさわしいですね。
ピネアルとワン・パブリッシング、「編集者×AI」でオウンドメディア記事を制作する新サービスを提供開始 | Media Innovation / デジタルメディアのイノベーションを加速させる(Media Innovation)

株式会社ピネアルは、SEO記事ライティング自動化AIツール「UPRESS」を活用し、株式会社ワン・パブリッシングと共同で「AIオウンドメディアサービス by UPRESS」を2026年4月13日から提供開始しました。人とAIのハイブリッドということで、価値を毀損することなくAIも味方にした新しいサービス感も出すという、いいですねコンセプトが。
「ただで取られるのはやめましょう」ユーザベースが語るRAG・許諾・収益モデルの最前線 | Media Innovation / デジタルメディアのイノベーションを加速させる(Media Innovation)

Media Innovation Conference 2026では、メディア&コンテンツパートナーシップ責任者の久川桃子氏が、AIコンテンツ利用の3類型やSpeedaでのRAG利用の実装について語りました。「タダで取られるのはやめましょう」そう思います。みんなそう思うと思います。ただで取られているかもよくわかっていない、という状況だと、思っております。
グローバル・各国事情
ボローニャ2026、地政学的課題にも前向き/Bologna 2026 upbeat, despite challenging geopolitical landscape(The Bookseller)

地政学的な課題がある中でも、多くの業界関係者が集まり、最新の情報を共有する機会を求めています。仕掛け絵本とか、SNS禁止と読書への影響、とかは確かに議論になるなあ。絵本とかは資材高騰が紙もインクも顕著にきますよね。
国際出版界の最新動向/Around the Book World: Monday, April 13, 2026 – Publishing Perspectives(Publishing Perspectives)

イタリアアルゼンチンの作家サマンタ・シュウェブリンがAenaヒスパノアメリカンナラティブ賞を受賞し、賞金100万ユーロを獲得。日本の出版業界は国際的な拡大を進めており、デジタル出版の新たなモデルが注目されている。ブラジルの教育省は、教育コンテンツへのアクセスを広げるためにMEC LivrosとMEC Idiomasという2つの無料デジタルプラットフォームを立ち上げた。スウェーデンでは子供向けオーディオブックの消費が急増している。ロシアの出版社エクスモはAIを活用して出版物のコンプライアンスを強化している。
「X」の自動翻訳が変えた世界のタイムライン、日米のユーザーの思わぬ交流が示すもの | Media Innovation / デジタルメディアのイノベーションを加速させる(Media Innovation)

「X」が自動翻訳機能を全世界に展開し、日本語の投稿が英語圏に流入することで、日米ユーザーの交流が活発化しています。BBQの話題で交流が活発に行われたりしてるようですね。この規模のサービスを一気にできるってすごいなあ。まさかXがほんやくコンニャクになるとはね。
AI時代に生き残る翻訳者の条件/Only translators with ‘above-average’ skills will survive AI era, report claims(The Bookseller)

最近の報告によると、AI時代において生き残る翻訳者は「平均以上」のスキルを持つ者に限られるとされています。プログラムも言語と考えれば、プログラマーにも近いものがありますかね?
ブラジル、無料デジタル読書プラットフォームで書籍アクセス拡大/Brazil Looks to Expand Access to Books with Free Digital Reading Platforms – Publishing Perspectives(Publishing Perspectives)

ブラジルの教育省が新たに立ち上げたMEC BooksとMEC Languagesは、8,000タイトルを提供し、初週で122,000件以上の貸出を記録しました。MEC Booksはデジタル読書に特化し、14日間の貸出が可能で、19のカテゴリーに整理されています。電子書籍ではじめて書籍に触れる人が出てくるかも、ってことになるかも。。
その他のトピックス:
Amazon書籍ページの最適化方法/BookMarketingBuzzBlog: Does Your Amazon Book Page Stink?(bookmarketingbuzzblog.blogspot.com)

書籍の販売を成功させるためには、Amazonの書籍ページを最適化することが重要です。著者や出版社は、魅力的な書籍説明や適切な画像、著者についての情報を活用し、競合を分析することで、販売機会を最大化できます。基本的にはコンテンツSEOと変わらないということがいえるかなあ、と思うです。そしてね、お買い物エージェントが出てきてですね、そうなるとですね・・(繰り返し)。
【お知らせ】東洋経済オンラインがリニューアル! デザインの刷新に加えて新たなブランドメッセージを策定しました(東洋経済オンライン)

東洋経済オンラインはサイトデザインを刷新し、新たなブランドメッセージ「ふれるたび、視点がふえる」を策定しました。リニューアルにより、ユーザーが関心に沿った情報に直感的にアクセスできるようになり、知的好奇心を刺激するサービスへと進化。おめでとうございます!
ペット・ショップ・ボーイズのビジュアル記録がインディー1位に/Book Shop Boys: Visual record of Pet Shop Boys hits indie number one(The Bookseller)

ペット・ショップ・ボーイズのヒット曲を収めたビジュアル記録『Book Shop Boys』が、インディーのチャートで1位を獲得した。懐かしいなあ。最先端の音楽、って感じがしたんだな。そんで、カレッジ・チャートで、って紹介されて、カレッジ・チャートってなんだ?と不思議に思っていたのでした。今唐突に思い出しましたがカレッジ・チャートってなんだ?
トーハンとKADOKAWA、物流協業で基本合意(新文化オンライン)

あ、そうなんですね?
読書メモ:
バターとかメガチャーチ読んじゃったけど、書くのがもたれてます。






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