読書メモ:教養としてのコーヒー

オーディオブック読書メモ

家でもコーヒーを入れますし、会社ではペットボトルのものを毎日一本飲んでいます。しかし、教養としてのコーヒーを考えたことはなく、どちらかというとただの習慣です。会社でのペットボトルコーヒーは、コロナ期間中にコーヒーの味がわからなくなることがコロナの症状の見分け方だという話があったため、自分のチェックとして飲むようになりました。教養でも嗜好品ですらない飲み方が習慣になってしまいました。

嗜好品であるところのコーヒーを思い出させ、美味しいコーヒーを飲むという意識を持ち、さらに産業としての植物としてのコーヒーにまで意識が向けられる、こんなに身近なのに何も知らなかったコーヒーの存在を改めて感じさせてもらえる、とても楽しい本でした。コーヒーがコーヒーという飲み方に至るまで、などの話も面白かったです。

読者は「バリスタ世界一」という素晴らしい経歴を持つ方ですが、始まりは父親が営むコーヒー店からで、コーヒーとの付き合いはそこから始まったとのことです。物心がついたときからコーヒーを意識する環境にあったのは間違いありません。コーヒー産業に深く関わり、コーヒーの素晴らしさを知ってもらいたいと考えて、それゆえに産業の憂うるところを憂い、これからも美味しいコーヒーをみんなで飲んでいけるかについて危機感を持つ視点でも描かれていました。安くておいしいコンビニのコーヒーやファーストフードのコーヒー、高級なスペシャリティコーヒーとの違いについての提言も、確かになるほどでした。そして実際に実現させているのはすごい!

Amazon.co.jp: 教養としてのコーヒー (SB新書) eBook : 井崎 英典: Kindleストア
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『教養としてのコーヒー』
井崎 英典 (著)

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