ChatGPT本、というかAIの本がたくさんあって、すでに選べない状態になっています。
私もこれまで何冊か読んで、ここでもメモをとっているわけですが、実用的な内容なので、目的にマッチしているかどうかが重要なのだと思うのです。
同じようなタイトルが多いので、迷ってしまうんですよね。
店頭では選ぶのが大変なのですが、オーディオブックは選択肢がまだ少ないので選びやすい(笑)。
それに、聴き放題の良いところは「違うな」と思ったらやめればよいことです。
オーディオブックの長所として力説するところではない気もしますが。
「あんなこともできる」「こんなこともできる」という話は、XなどのSNSでもたくさん流れてきているのは知っています。
色々と「知ってる?」と煽られている感じがするので、あまり見ないのですが。
ただ、「こんなことができるようなポテンシャルがある」ということ自体は知っておきたいんですよね。
結構わがままなことを言っているのかもしれません。
でも結局のところ、AIが何をどういう形で学習して、それを答えとして還元するのか――
そもそもの仕組みが分かると、自ずとできることも推測できるようになるのではないかと思います。
本書では、生成AIをうまく使うためには「プロンプトリテラシー」、つまりAIに対してどのように問いを立て、どのように指示を出すかという力が重要だと説明されています。
AIは万能のように見えますが、こちらの質問の仕方によって返ってくる答えの質が大きく変わるため、「問いの設計」そのものがスキルになるという考え方です。
また、AIは単に質問に答えるだけでなく、役割を与えたり、条件や目的を示したりすることで、より意図に近いアウトプットを出すことができます。
本書ではそのようなプロンプトの考え方や、AIとのやり取りを通じて回答を改善していく方法なども紹介されていました。
また、プログラムを作る人などは、「このようなコマンドを出せば、このようなレスポンスが返ってくるだろう」という基礎知識があります。
だからこそ、AIとも接しやすいのだと思います。
やはりそのあたりの流儀のようなものを知ると、遠回りしなくて済みますよね。
さらに、「こういうことができるなら、こういうこともできるだろう」とか、
「ここはできるけれど、こういうところは多分苦手なんだな」といった基本の部分が分かると強いのではないかと思っています。
本書はそのあたりがしっかり書かれていて、非常に(自分で言うのも何ですが)リテラシーの部分で理解が進んだ気がしました。
下地となる知識を学ぶことができた、という意味ですごく良かったなと思いました。
『AI時代の質問力 プロンプトリテラシー 「問い」と「指示」が生成AIの可能性を最大限に引き出す』
岡 瑞起 (著), 橋本 康弘 (著) 翔泳社



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