私は割と頑張らなくても早起きできるタイプなので、読まなくてもいいじゃないかと思われるかもしれませんが、このようなサプリメント本はちょこちょこ挟んでいるのです。
著者は「朝渋」というイベントをずっと開催しており、私も1回だけ参加したことがあります。ただし、私を誘った知人が寝坊して遅れてきて、朝からご機嫌斜めだった思い出があります。
著者はかつて早起き原理主義だったのですが、お子さんが生まれて育児に関わるようになり、これまでのようにかっちり自分の時間をコントロールすることができなくなりました。そのような環境の変化も踏まえて編み直されたのが本書です。
「ご機嫌な時間を作る」ということを大事に考えており、早起きを取り入れてそれを実現するというのが基本的なスタンスになります。これは大いに賛同できます。
私も今、朝家族で一番に早起きしてリビングで英語アプリをやり、ちょっとしたストレッチをして、その後は時間に応じて今日のようにブログを書いたり、別のブログ用のニュースを集めたりしています。そして継続系のやったことを手帳に細かい字で記録するのが、ささやかな楽しみになっています。これは積み立て貯金をして「今もうこれくらい貯まった」と通帳や貯金箱を見てニヤニヤする喜びに似ています。
本書で推奨されていて、私が絶対にできないのがスケジューリングです。予定を決めちゃうとなぜかできないので、時間を確保してそこで優先順位順にやるというぐらいアバウトでないとダメなんですよね。目標とかもダメで、私は積み上げの喜びでしか動けないタイプのようです。この辺は自分のことなので、合った形で進めようと思います。ちょうどいいサプリメント本でした。
本書はaudible版で読みました。
『がんばらない早起き 「余裕のない1日」を「充実した1日」に変える朝時間の使い方』
井上皓史 (著) かんき出版


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