今週のピックアップ
出版業界のM&A動向(2025年)事例から見るメリットと成功のポイント(cinc Capital)
プッシュしたいというわけでもないんですけど、なんとなく置き場がなくて前に出してみました。売ります買いますサイトにもたんと出てますね出版社。
デジタルブックトピックス:
オーディオブック・ポッドキャスト・音声関係
NotebookLM の音声概要が日本語を含む 50 以上の言語で利用可能に(google japan blog)
今週話題になっていたニュースですね。私は色々追いかけられておらずいまだにChatGPT一本なのですが。使い分けなど試せる感じがしないんですけど。なんでだろう気持ちの余裕がないのかしら、これが老いなのかしら。多分、ChatGPTもすげえすげえと舞い上がりながら使っているからではないかと思うんですが。geminiも、アプリはようやく入れてみましたよ。
1冊5分で読書が完了!audiobook.jpが要約版オーディオブックの配信を開始(audiostart news)
リリースが出ていたものですね。キュレーション色がでればいいのかな、と思います。
SpotifyオーディオブックはiPhoneユーザーがアプリ内でオーディオブックを購入できるようにする/Spotify Audiobooks will allow iPhone users to buy audiobooks in app(Good E Reader)
アプリ内で、追加のオーディオブック視聴時間を購入できるアップデートを申請、とのこと。これは先日の裁判結果に伴うニュース、ということですね。
移動時間が学びの時間に変わる! スーパーバイザーの成長を支えるモスフードサービスの音声学習活用術(オトバンク)
移動時間、そうですね。営業外回りから社内勤務に変わった時に、移動時間の有無って結構リズム変わるなあと感じたものですが、まだスマホが生まれる前だったからなあ。スキマは変わりましたよね。運転ですと手を奪われますから耳の出番ではありますね。
LegibleとCAMB.AI、160以上の言語でのオーディオブック変換を実現/Legible & CAMB.AI Unlock New Revenue Streams with Global Multilingual Audiobook Access(legible)
LegibleとCAMB.AIは提携し、AIを活用して数百万の電子書籍を160以上の言語で高品質なオーディオブックに即座に変換するサービスを開始しました。
規模感すごいですね。そしてナレーターの音声学習まで盛り込んでいる包括的なものらしいです。「くる」のは間違いありません。
電子書籍・コミック・リーダー端末・アプリ
米Kindle iOS版アプリ内で直接購入が可能になど 日刊出版ニュースまとめ 2025.05.08(Hon.jp blog)
まとめ記事ですが、冒頭のkindleアプリ内にカート出現の報。これは大きいですね。他の国にも広がる流れになるのか。
生成AIにKindleの蔵書リストから自分に合う本を推薦してもらう方法
自分にあう本かあ。。検索やブラウザのサーフィンで自分の好みは自分の望んでいないレベルでもamazonに握られているので、逆にフィルターバブルから逃れるには自分で動かないと難しいかなあと、個人的には思っています。栄養バランスを自分で考えるのって意識しないと、みたいな感じです。
出版とAI
AI生成書籍に関する欧州の出版社、作家、翻訳者/European Publishers, Writers, Translators on AI-Generated Books(Publishing Perspective)
AI生成書籍が著作権保護や文化的支援の対象となるべきではないと主張
ポリシーをまず表明して線引きをこれから設定していく、ということなのでしょうか。難問ですね。
メルボルンの出版社がAI契約に署名するよう求めた後、オーストラリアの作家は怒っています/Sign our own death warrant’: Australian writers angry after Melbourne publisher asks them to sign AI agreements(The Guardian)
あまりに急ぎすぎたということも含めて、怖いですね。話は違いますが、海賊版を出版元が監視しなければならないように、学習されてないかを監視することは事実上できないので、そこを著作権者が出版元に求められるとお手上げだなあ。
Created by Humans AI Rights Platform が著者向けにローンチ/Created by Humans AI Rights Platform Launches for Authors
「Created by Humans」は、著者が自身の作品をAIの学習や参照用にライセンス提供できるプラットフォームを正式にリリースしました。著者はISBNまたは直接アップロードで作品を登録し、ライセンスの設定が可能です。
上記はAIによる記事の要約です。定期的にリリース出ているし、増資も取り付けているし、プラットフォームもリリースとのことで、これが基準になっていくのか。注目続けます。
グローバル・各国事情
上野千鶴子ブーム続く中国…もがく女性たちが上野本を読む3つの理由
このブームも長いですねえ。北京の大型書店では例外なく著者コーナーがジャンル棚のメインに据えられて積まれているんですよ。もう定着している感じです。経済も低迷が続いていますし、まだしばらく続きそうですね。
カタールのドーハ国際ブックフェア:史上最大になる。プロフェッショナル文学交流プログラムを初公開/Qatar’s Doha International Book Fair: To Be Largest Ever. Premiering Professional Literary Exchange Programme(tnps)
35回ですか、長いんですね。アンテナをはっていると全然知らなかったブックフェアが、いつもどこかで開催しているような感じです。特にアラブ圏、多いですね。仕事が繋がるイメージはあまり感じられませんが(あくまでイメージですよ)一度みてみたいなあ〜。
その他のトピックス:
Facebook は本当にオワコンか? 出版社でじわりと広がる収益回復の兆し(DIGIDAY)
この記事の無料部分を読んで、なんのこっちゃと。AI学習収益でもないようですし。で、そのまま調べてみたら出てきましたよ。
日本ではまだベータ版のようですが。発信元としてメタが相応しいのはどのようなコンテンツなのかなあ。ざっくりいえばおじさんむけ。。
「ミリオン・ライブズ・ブック・フェスティバル」、作家たちを失望させる/A Million Lives Book Festival Disappoints Authors(Publishers lunch)
運営の話ですね。
読書メモ:
『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』
『訂正する力』
『チームX』
いいんですけど、この読書メモ、全然読まれないんですよ。ブログUPされてないのかな、って思うほど読まれないですよ。じゃあ読んでくれってわざわざいうほどの内容でもないので、それが悩みです。うちのコパイロットに相談してみるか。。ではまた来週。
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