デジタルコンテンツとグローバルとAIのニュースを中心に集めているわけですが。デジタルだからグローバル展開も敷居が低くて、言語の壁をAIがならしてくれているという三角関係になっているんですね。こっち系のニュース多いな、ってそりゃそうなりますね、気づくの遅いよと。
デジタルブックトピックス:
オーディオブック・ポッドキャスト・音声関係
新しいツールSpotify for Authorsについて(audiostart news)
スポティファイが欧米他で昨年から展開しているオーディオブックサービスに関して、出版社や著者にインサイトやマーケティングツールを提供する機能が実装されたとのこと。音楽等にはある機能が横展開されたみたいですね。字面をみるとアマゾンでいうところのオーサーセントラルみたいに見えますがもっと踏み込んだサービスみたいです。出版社と著者でどう使い分けするんでしょう。興味ありです。
オーディオブック・アプリSmartbooksβ版 Androidでも一般向けにリリース(スマートブックス株式会社)
iPhoneに続きAndroidでもベータ版をリリース。iPhoneのときも実は思ったんですけど、ECサービスでのベータ版って、どういう位置付けなんでしょう?
ストーリーテルがボクファブリケンの過半数株式を取得/Storytel Acquires Majority Stake in Bokfabriken
先週の更新で、「スウェーデン発の有力オーディオブックプラットフォームStorytelがAI作家を仕立てて短編小説を書いてもらい、オーディオブックとして出版したというお話。」という記事をご紹介しましたが、同国の出版社も過半数の株式を取得して傘下にしたとのこと。販売プラットフォームが制作機能も持つというのはシナジーありますね。日本の電子漫画プラットフォームもオリジナル作品でしのぎを削っていますし。
Amazon Musicが値上げへ/Amazon Music is having a price increase(
じわっとですが、値上げしたんですね。米アマゾンではミュージックのストアに、オーディオブックのワンコインが付与されて、ひょっとして統合の方向性もあるのかとざわついていますが(いや、知らないですけど)合体に対しての値上げなのかは不明です。聞き放題メインの日本には現状そのまま来ることはないでしょうが、値上げだけ来たりしてね・・。
電子書籍・コミック・リーダー端末・アプリ
株式会社ドワンゴ、株式会社ブックウォーカー、株式会社KADOKAWA Connectedによる3社合併に関するお知らせ(dwango)
ソニーの話があってから間髪置かずに、大きなニュースが出ましたね。お財布とかカードは分散して持った方がいいといいますけどサイトやサービスはどうなのでしょう。規模が大きすぎてわからん。
電子書籍の日(2月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介(PR TIMES MAGAZINE)
ほお、これは知らなかったです。我が社でもフックが効くか由来を読んであら、そうなんだ〜、これはその他大勢の皆様は使いにくいかもですね。2月17日、新名さんの日ということで〜、んなわけないか。
NetGalleyがブラウザ内リーダーを開始/NetGalley Launches In-Browser Reader(publishers lunch)
そうか、これまではビューアーは内蔵していなかったんですね。PDFだと勝手に思い込んでいましたがそうか、ePUBだと環境によっては手間ですね。データの持ち方と保管と更新は大事ですよねえ、ええ、独り言です。
米国における海外の海賊版サイトをブロックすることを目的とした新法案/New Bill Aims to Block Foreign Pirate Sites in the U.S.(TF)
海賊版の楽市楽座みたいなホットスポットがあるのでしたらかなり有効な手立てになるのかな。そして他の国でもこのような流れが広がっていくことになるのでしょうか。
朝日新聞出版の新マンガサイト・アサコミがオープン、「百鬼夜行抄」などを無料公開(コミックナタリー)
新聞社系の意味合いが強いのか、どうか。形としては新聞によった形ではなくオーソドックスタイプなのかな。
出版とAI
ベルテルスマンとOpenAIが戦略的提携に合意/Bertelsmann and OpenAI Agree on Strategic Collaboration(Bertelsmann)
「戦略的」提携の部分なんですけどね。どっちよりなのかなと。OpenAIが経営コンサルになるのかChatGPT活用コンサルになるのか、システム提供するだけなのか、というね。
グローバル・各国事情
漫画・アニメの祭典、来月6日開幕 48万人動員見込む=日本の人気声優らも来場/台湾
ブックフェアと時期がズレるので行ったことないんですよねえこれ。台北ブックフェアもしばらくご無沙汰しているし。配信の中継でもみてみようかなあ。
世界最大級のマンガ卸業者「ダイヤモンド・コミックス」が破産申請(GIGAZINE)
これに関連するニュースも多いんですが、ダメージのインパクトがどれぐらいの話なのか、それとも破産のインパクトはないぐらいに市場規模が縮小していたのか。日本のビジネスへの影響はあるのでしょうか。
【新職業】「Z世代」のライブ配信パーソナリティー「誠意を込めて本をPR」人民網日本語版
このように新世代のインフルエンサーが活躍しているというアプローチもあるでしょう。この記事では出版社の編集者が自社商品をライブコマースしているということですが、流れとしてはbooktokerみたいな専門のインフルエンサーに依頼していたのですが、人材を確保するのが大変なのとギャラの負担が大きいので出版社の経営を圧迫していると聞きました。それで自社編集者が担うことになったのでしょう。そして編集者の負担が半端なくなっていると聞きました。
その他のトピックス:
<前編>10代~70代以上1,050名調査が明かす世代別オンラインコンテンツ選好・利用実態調査 ~ テキスト・動画・音声・画像はシーン別にどう使い分けられているのか? ~(株式会社eclore)
そんな感じですよね。
TRC・日販、書店減に危機感 図書館で本販売 実証実験(日本経済新聞)
例えば毎週一回図書館で数冊借りて、前の週に借りた本を返すというルーチンをしている人がいるとします。この本読みたいけど図書館に蔵書がない。そして近くに本屋さんがない。という場合に、図書館にリクエストするような感じで取り寄せ注文できる、というかたちではどうでしょう?ベースだと
読書メモ:
『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件(2024年本屋大賞ノミネート)』
『暇と退屈の倫理学 増補新版』國分 功一郎 (著) 太田出版
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