今週のデジタル書籍トピックス2024/5/19

デジタル書籍・AI・海外版権

今週のデジタル書籍トピックス

オトナル、ポッドキャストアドネットワークを含む自社管理の「デジタル音声広告枠」が月間1億在庫を突破(オトナル)

音声広告枠が増えているというニュースです。1億在庫(在庫というんですね)の規模感、お金のボリューム感が正直ピンと来なくてなんともコメントできずにいる私が情けないのですが。一枠いくらの単価という計算になるのか、違うのか。消化率はどれぐらいなのか。ひとつ間違いなさそうなのは、音声アドのクリエイティブというお仕事の需要は増えそうだ、ということですね。


アマゾン、違法的な企業スパイ行為が暴露される?(jgrab)

このニュースは海外でも取り沙汰されていたのですが、翻訳してふう〜ん、と流していたのでした。日本語の記事が出たのでシェアでございます。私が読んだ記事では、この報道を受けてA社は「別にどこの会社もやってる当たり前の経済行動でしょ何が悪いの、は?」みたいなコメントを出していましたが。


UKオーディオブック市場、昨年の収益が24%増を記録/UK Audiobook Segment Records 24% Revenue Growth Last Year(good E reader)

24%というのは穏やかではない数字ですね。UKの出版業界はこれからはオーディオだー!Cheers!とパブで叫んでいるのでしょうか、すいません知識が浅すぎて。「ジャンルとして好調なのはSF、犯罪、ファンタジー、そしてロマンスです」むー、フィクションなんですね。


Spotify、オーディオブック発売のカウントダウンページで演出/SPOTIFY LAUNCHES COUNTDOWN PAGES FOR AUDIOBOOKS(how to be …)

オリンピックみたいな巨大イベントは報道で「開催まであと何日」などと盛り上げのカウントダウンがされますね。あと映画のサイトとかでは見たことありますね。上映まであと何日。スポティファイのオーディオブックでもこの演出機能が実装されたとのことでございます。国民的ビッグタイトルならあるのかなあ、、親本の発売日が注目されても、後からオーディオが「いつの間にか」発売されていて気づかないことはあるのでいいかもですね。


Dropbox が読書アプリ Readmill を買収/Sources: Dropbox Acqui-Hiring Social Reading App Readmill For $8 Million(tech crunch)

Dropboxがソーシャル電子書籍リーディングアプリを買収したとのニュースです。このドイツの電子書籍リーダーアプリは、Koboなど提携しているストアで買ったアプリを本棚として?送ることができたり、気に入った抜粋を友人と共有したりする機能があるとのことです。共同作業できます、ということを売りにしているものの、ストレージサービスとしての印象が強いのでシナジーはどうなんでしょう。ただいろんなジャンルのデジタル購入品の貯蔵庫としてdropboxに一元管理という発想はあるのかなあ。


AI時代の新たな読書体験とは 中国(HAUS)

AIによる書籍制作・読書に及ぼす影響は?という記事ですが、このあたりの認識は各国共通なところはあるでしょう。国としての規制やポリシーが、バラバラになるのか、一つの方向にまとまっていくのかはまだ時間がかかりそうですね。というかそれ以上にできることが増えるペースが速いですが。


今週の読書メモ:

読書メモ:きみのお金は誰のため


読書メモ:M-1はじめました。

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