読書メモ:ビジネスパーソンのための易経入門

オーディオブック読書メモ

四書五経って世界史の知識としては覚えましたけれど、ちゃんと覚えていたかどうかは定かではないですけれどもそれはともかく。易経に関しては高校生の頃から「なんかかっこいい深さ」みたいなあこがれがあったんですよね。なんのことはない、諸星大二郎漫画の世界に影響されていただけなんですけど。易とか仙人とかその周辺を想起されるような言葉に惹かれるというかそんな感じでした。

とても大好き『無面目・太公望伝 』。

易というのは中国の占いで、それがなぜ四書五経に入っているのか、割とそんなそもそものところから理解していなかったし、読んでもどこまで理解できているか甚だ自信がないです。でも、易のベースとなる考えと、組み合わせで深まるシステムについて正直初めて触れることができてとても新鮮に読むことができました。お世話になっている台湾の出版社の編集長が易の先生もされており、昨年立派な本も出版されたんですが、聞いても理解できないだろうなとあまり深くお話をしたことがなかったのですが、次回お会いしたときは踏み込んで聞いてみたいなと思いました。どんな感想なのでしょう。

ただ、本書をオーディオだけで理解するのはさすがに無理筋だとも感じました。やはり漢字の世界です。ザーッと目次だけでも漢字を焼きつけておいてから臨むとか、それだけでも違うと思います。重要ワードの漢字がわからないと本当に意味が入ってこないしストレスになります。そういう意味では読み放題で斜め読みしてから聴くのがベストですが、これを書いている今現在では読み放題の対象ではありません、残念。

著:岡本吏郎
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『ビジネスパーソンのための易経入門』
岡本吏郎 著 朝日新聞出版

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