オーディオブックが特に中高年にとっておすすめの理由

オーディオブックについて

老眼になってから読書量が減った

この記事では、自己紹介も兼ねて、私がどのような流れでオーディオブックにハマっていったのか、どのように使っているのかについて書いてみたいと思います。長い割に情報量は少ないですが、私の生活のルーチンになっていく過程を書いてみます。

老眼を意識したのは多分40代になってすぐだったと思います。スマホの画面の距離がこれまでと変わり、これか老眼か、私にも来たかと気づかされました。焦点の距離が変わり、メガネも老眼仕様に変えました。視力は矯正しているのですが、本などじっと同じところを見るものへの集中力が落ちたのは実感しました。ゲームなどやっているときに目を離せないものはできるのに、本など、自分でやめ時を決められるものは飽きが早くなった。老眼のせいか分からなくなってきますが、同じタイミングでその傾向が出てきました。読書家というほど本を読んではいませんでしたが、読める量が減ってくると達成感も減るのか、手にとる本そのものが減ってきました。読むのに時間がかかるので億劫になってきたんだと思います。

オーディオブックがあるのは知ってはいたが

オーディオブックがあることは知っていて、数種類のアプリも入れていました。たまに使うことはありましたし、要領も知っていたのですが普段使いにはなっていなかったのです。習慣化しないと、読み終わって終わり、になってしまいがちです。さらに、使い始めた当時はオーディオブック化している書籍の数そのものも少なく、読みたいと思った本が、オーディオブックを探してもないことが続くと、期待値そのものが下がってしまってあるかないかを追わなくなってしまいます。もちろんあるものの中から選ぶこともできるのですが、選択肢そのものが少ないのでそそられなくて。電子書籍が登場した時もそうでしたね。。基本的にはデータを変換して制作する電子書籍より、ナレーターさんが実際に声を朗読するオーディオブックの方が制作には時間もコストもかかるのはわかりますが。そんなわけで、今一つ「はまれない」感じの距離感の時期がありました。ありがたいことに、現在はオーディオ化される書籍も増えて、ストア内のサーフィンも楽しくなりました。

私が使っているオーディオブックサービス

私は長いことaudiobook.jpのアカウントを持っていまして、今の名前になる前、FeBeというストア名でやっていた頃からのユーザーです。オーディオブックだけでなく、英語学習本の音声コンテンツ再生ツールとしても使わせていただいていました。その後聴き放題サービスも始まり、こちらにも登録しています。既刊本やロングセラーは結構聴き放題サービスに入っているのと、年間で申し込むと9200円、1ヶ月あたり767円(2023年7月現在)と、月当たり文庫本一冊ぐらいの値段で楽しめます。対象銘柄のラインナップを見て、興味のある本が10冊以上あったら間違いなくお得に楽しむことができるでしょう。

日本では後発ですがアイテム数を加速度的に増やしているのが、amazon配下のaudibleです。テレビのCMもやっているのでご存じの方も多いかと思います。日本では2015年にサービスがスタートしました。当初は1500円の聴き放題、その後契約者は月に一枚コインが配布され商品一冊と交換できるコイン制に移行。2022年1月からは再び聴き放題制に戻りました。海外の翻訳書ほか、一部商品は対象になっていませんが、感覚的には9割以上は聴き放題対象に入っている感じです。月額料金は1500円でaudiobook.jpより高いですが、新刊も続々と入荷されるので、月に二冊以上読むようでしたらまずお得になるのは間違いないですね。

オーディオブックのメリット

1.目が疲れない;
冒頭に書いたように、個人差はあるでしょうが私の場合は40歳あたりで老眼になり目の焦点が変わり、同じ姿勢で同じものをずっと見るのがつらくなってきました。集中力もなくなってきたのだと思います。そんなこともあって読書そのものから遠ざかってしまっていたのですが、オーディオブックは目の負担もないし、聞いているだけで行為が発生しているわけではないので集中力も関係ない。メタボ対策もしなければいけないと思い、朝に散歩するようにしていたのですが、その時間にオーディオブックを楽しむようになりました。習慣化すると、読み進むのが楽しくなり、達成感も出るのでいいですね。

2.ながらでできる;
紙の書籍を読むときは基本目と両手を使うので他のことはできません。お風呂に入りながらとか、トイレで、とかはあるかもしれませんが、そのぐらいではないでしょうか。基本同じ姿勢を続けることが条件になるでしょう。かなり以前ですがスポーツジムに通っていた時に、ウォーキングのマシンで文庫本を読んでいる強者がいましたが、僕にはは無理です。動きながらは目がぶれるのでしんどい。その点、オーディオはイヤホンをして通勤・通学中に聴くでもいいですし、家事をしている時にスピーカーから流してもいいですし、寝落ち用にかけるのもいいですし、耳が空いている時の「ながら」時間を活用できます。忙しくて、まとまった時間が取れない人も、移動やスキマのスマホ時間に小刻みにでも流すと、チリも積もればで進んでいくものです。スキマ時間を意識的に使っていくと、特に読書時間を設けなくても月に数冊は読めてしまうものです。

3.経済的である;
先にあげました2つのサービスについては聴き放題のサービスがあるので、試し読みのような軽い気持ちで読み始めることができます。思っていた内容と違った場合はサクッとやめても問題なし。単行本一冊ぐらいの値段で該当の書籍が何冊でも読めるわけなので、お得でしかないですね。単純に「元をとる」というモチベーションで始めてもいいんじゃないか、って思います。先ほどご紹介しましたaudiobook.jpとaudibleは、どちらかでしか販売していないタイトルがあったり、聞き放題対象のタイトルも違っていたりします。音楽のサブスクもそうですよね。私は数を読むので2サービスとも使っていますが、値段とボリュームを考えて提供サービスを選ぶのがいいかなと思います。オーディオブック化をしていない書籍も多いのでなんでも読み放題、というイメージにはなっていないものの、「この中で選ぼう」と割り切って選ぶのがおすすめです。

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